テラーノベル
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もう夏、 この学校も例外なしに
夏祭りの話で持ちっきりだった
桃
莉犬を、誘って行けたら
桃
前の席の赤髪、
一瞬で人を、おとしてしまうのだから怖いものだ
1年の春から一目惚れして
もう3年の夏
まだ話せてもないんだぞ
諦めるしか…
赤
遠い目で言う君を見たら、止まらなくなった
桃
赤
驚いてこっちを振り返る
かっこいい…じゃなくて、
誘わなくちゃ、今…
桃
赤
桃
一瞬周りの雑音が全て止まったみたいに
2人の声だけになる
赤
赤
桃
にこっとわらう
赤
桃
赤
桃
桃
赤
桃
ポケットに無造作に突っ込んでいたスマホを取り出す
そしてはっとする
ホーム画面が、莉犬の隠し撮り写真なのだ
バレたら終わる
そっと、見えないようにしてロックを解除する
Lime
という見慣れた文字のアプリをクリックし
友達追加を押す
バーコードを読み込む時に近くなって、いい匂いがして…胸が爆発しそうだった
赤
赤
桃
桃
好きな人の前なのに、最悪だ
赤
赤
桃
桃
蒸し暑い夜、周りの音がうるさくて、
でもそれが心地いい
赤
赤
桃
待ち合わせは5時半、 今でもまだ5時なので早いぐらいだ
桃
赤
あれからすっかり仲良くなった
そして、…今夜、告白(1回目)を決行しようと思う
桃
桃
赤
赤
桃
ちょっとはしゃぎすぎちゃった
引かれてませんように…
桃
スーパーボールすくいで ピンク色と赤色のボールをとる
莉犬にピンクをあげて
俺は赤、丁度いいでしょ?
赤
桃
桃
ピンク色のボールを渡す
桃
桃
赤
赤
桃
桃
赤
それから他愛もない話をする
赤
桃
ひゅーーっどんっっ!!
夜空に大きな花が打ち上がる
桃
赤
桃
桃
ひゅーーっどんっっ!
俺らの恋を応援するみたいに
心地よく花火の音が聞こえる
赤
桃
赤
桃
赤
2年ちょっと拗らせた思い、花火に祝福されて、
やっと叶いました
今日はね、夏祭りの2人を書いてみたよ、
下手注意⚠️注意⚠️
なんか、1番できたの莉犬君の
耳の中の色かもww
おつゆな ーーーーーー!!
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