チャット型 読切小説 『嘘つき』 黄赤
赤
覚えてる?去年のこと。。。。
何処にいようが、その場所だけが暗かった。
屋上へ行くための階段
そこを登りながら2人で話した。
赤
好き って言ってくれたよね?
記憶の中で 君は
いつも 『好き』と言ってくれた。
赤
明日の天気は晴れかなあ?
黄
晴れるよ!
そんな些細な会話を
2人で並んでしたんだ。
赤
ねぇ。。。。
まだ、俺から見るこの場所は 何故か 真っ暗闇なんだ。。。。。
黄君は答えてはくれない。
俺の目の前で ずっと 立ったまま。
けど、その瞳の裏には、水溜りが出来てた。
黄
『嘘つき』は誰だよ。。。赤。。。グスグス
end
あなたは、この意味を解読できましたか?