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いっしょに

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いっしょに

5 - いっしょに Story5

♥

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2019年06月15日

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石川さん

今日は取材だな。翔。

はい。

石川さん

これ。

そう言って石川さんは、取材する人たちに関することを書いてある書類を俺に渡した。

横峯 亮(よこみね りょう) 横峯 櫻(よこみね さくら)

石川さん

きっと、お前のこれからに役立つことが聞けるだろうな。

そう……なんですか…?

石川さん

ああ。行ってこい。

行ってきます。

会社から徒歩15分くらい歩くと、

横峯さんの綺麗な新築っぽい家の前に着いた。

(俺の役に立つこと…?)

ふぅ……

ピンポーン

横峯 亮

横峯 亮

はい。

あ、こんにちは。

△△出版会社から参りました、

宮田 翔と申します。

ガチャ

ドアが開いて、若々しい(俺と同じくらいか…?)男の人が出てきた。

横峯 亮

こんにちは。

横峯 亮

横峯 亮です。

横峯 亮

どうぞ、お入りください。

おじゃまします。

横峯 亮

櫻ー!

横峯 亮

お茶いれてあげて!

横峯 櫻

はーい

横峯 亮

座ってください。

失礼します……

横峯 亮

わざわざこんなところまでありがとうございます。

いえ、こちらこそありがとうございます。

俺の前のテーブルに、緑茶が置かれた。

香ばしい匂いが鼻をくすぐる。

横峯 櫻

すみません。

横峯 櫻

こんなものしかなくて……

大丈夫ですよ。

ありがとうございます。

早速ですが、取材の方を始めてもよろしいでしょうか?

横峯 亮

はい。

櫻さんの方は、頷くだけだった。

その表情は、少しだけかたまっていた。

まず……お二人の出会いは…?

横峯 亮

俺たち、元々幼馴染なんです。

横峯 亮

でも、あの日……

横峯 亮

横峯 亮

櫻は、少し様子が変でした。

横峯 櫻

横峯 櫻

突然、私の家族が、誰かに殺されたんです……

横峯 亮

櫻……大丈夫……?

横峯 櫻

うん。

横峯 櫻

犯人と思われていた男性は、自殺して……

横峯 亮

それで櫻は……

横峯 亮

うつ病になったんです。

うつ…………

横峯 亮

それで、事件があった後、大学で会ったんです。

横峯 亮

明らかに櫻の様子がおかしくて……

横峯 亮

事情を聞いたら、その事件のことを聞いたんです。

櫻さんは、ずっと下を向いていた。

家族を奪われた……

突然………

石川さんは、このことを言っていたのか……?

横峯 亮

でも、その時にはもう僕は櫻のことが好きだったので、支え続けました。

横峯 亮

時々荒れることがあっても、ずっと、そばにいました。

横峯 亮

今は櫻もすっかり元気で、とりあえず安心してるんです。

横峯 亮

な。櫻。

横峯 櫻

うん。

横峯 櫻

私も、すごい嬉しかったんです。

横峯 櫻

ほとんど心を支えてくれる人がいない中で、

横峯 櫻

亮はずっと何も言わずそばにいてくれました。

横峯 櫻

そのおかげで、今があると思ってます。

なるほど……

横峯 櫻

宮田さんも、そういう経験があると聞いたのですが……

?!

まさか、石川さん……

言ったのか……

実は僕の婚約者は、この前の事故で意識不明の重体で……

横峯 櫻

この前の事故って、

横峯 櫻

あの逆走した車と衝突したっていう……?

はい。

今も……目が覚めてなくて………

横峯 櫻

そうなんですね………

横峯 櫻

横峯 櫻

すみません……

横峯 櫻

変なこと言ってしまって……

いえ、聞いてくださりありがとうございます。

彼女、もし目が覚めても、記憶がなくなってるかもしれないんです。

でも、僕はずっと愛し続けると決めたんです。

横峯 亮

素敵なことだと思いますよ。

横峯 亮

応援してます。

ありがとうございます。

大丈夫

俺でも、灯理を支えられる。

いや

俺が支える。

じゃあ……

おじゃましました……

横峯 亮

いえ。ありがとうございました。

横峯 櫻

ありがとうございました。

横峯 亮

宮田さんも、頑張ってください。

横峯 亮

一度結ばれた愛は、よっぽどのことがないと切れませんよ。

横峯 櫻

亮に同意です!

お二人とも、ありがとうございます。

本日は本当にありがとうございました!

横峯 亮

またいつでも来てください!

俺は一礼して、その場を去った。

ブブブブ

ブブブブ

肩からかけていたバッグから、振動を感じた。

病院から……

はい。

遠崎

こんにちは。

遠崎

遠崎です。

あ……お世話になっております。

遠崎

三浦さんのことについてなのですが……

灯理が……どうかしたんですか?!

遠崎

三浦さんが……

遠崎

遠崎

目を覚ましました。

遠崎

意識ははっきりしているようです。

正直

喜んでいいのか、ダメなのか分からなかった。

これから俺たちは、試練を迎える。

きっと、俺たちなら乗り越えられるよな……

来夢

こんばんは!

来夢

来夢です!

来夢

Story5でした。

来夢

4分の1ほど「いっしょに」が終わりました。

来夢

早いですね~w

来夢

これからが本題のようなものです!

来夢

我ながらドキドキしてますw

来夢

読者様にどういう風に読まれているのか。などなど

来夢

近いうちにStory6投稿する予定です!✨

来夢

よろしくお願いします!

来夢

ここまで読んでいただきありがとうございました!

来夢

また💚連打等よろしくお願いします😆

来夢

ではまた!!

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