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「あめふり」

1

あめあめふれふれかあさんが

紅薇瑠

(雨が降ると

じゃのめでおむかえうれしいな

紅薇瑠

母さんが蛇の目傘でお迎えに来てくれる

紅薇瑠

嬉しいな)

ピッチピッチチャップチャップランランラン

2

かけましょかばんをかあさんの

紅薇瑠

(母さんが迎えに来たので鞄を肩にかけよう

あとからゆこゆこかねがなる

紅薇瑠

母さんの後ろを歩いているとお寺の鐘の音が聞こえてきた)

ピッチピッチチャップチャップランランラン

3

あらあらあのこはずぶぬれだ

紅薇瑠

(あの子はずぶ濡れだね

やなぎのねかたでないている

紅薇瑠

柳の根があるところで泣いている)

ピッチピッチチャップチャップランランラン

4

かあさんぼくのをかしましょか

紅薇瑠

(母さん僕の傘を貸していいかな?

きみきみこのかささしたまえ

紅薇瑠

君この傘をさしなさい)

ピッチピッチチャップチャップランランラン

5

ぼくならいいんだかあさんの

紅薇瑠

(僕なら大丈夫だ

おおきなじゃのめにはいってく

紅薇瑠

母さんの大きな蛇の目傘に入っていくから

ピッチピッチチャップチャップランランラン

「あめふり」の3番以降の歌詞を雨の日に歌うと怪奇現象が起こるという…

あめふりの怪奇現象は

実際にあった話で

梅雨の時期で雨が降っていた

体験した人は通学生で国語の授業を受けていた

国語の先生は生徒に「あめふり」は都市伝説で怖い話があると説明……

国語の先生はあめふりを歌い始め3番目にさしかかったその時に

一人の生徒が悲鳴をあげた

先生はその生徒に「どうした!?」と尋ねた

その生徒は外にある植木に指を指し怯えていた

クラスの生徒は窓から指の指す方向を見ると

植木に少女の生首が乗っておりこちらを向いて笑っていたという……

そもそもこの歌は病弱の母親が日に日に衰弱していき自分の子供(少女)に傘をさしてあげられなくなる=亡くなる

という意味が込められているという

母を失った少女は雨が降ると傘も持たずに外に出るようになった

「雨の日に外に出ればまた母親が傘差しに自分に会いにきてくれる」

そう思ったからだ

しかし当然ながら母親に会えるはずもない

また少女に追い打ちをかけるように周囲には母親に傘をさしてもらい手を引かれる同年代の子供たちが目に映る

それからある豪雨の日ずぶ濡れになっていた少女に

「ぼくの傘いる?」

と声をかけた同い年ぐらいの子供がいた

だが少女は手を繋いでもらっているその子供に対し嫉妬の念を抱き何も言わずに走り去ってしまった

一目散に走った少女は不幸にも

足を滑らして川に落ちて死んでしまった、という

歌詞の3番を見てみると

「柳の下でずぶ濡れの子」

は少女で少年が少女に傘を貸してあげようとする描写が浮かび上がっている

3番以降の歌詞は少女の悲しみがひしひしと伝わってくる…

そんな少女の怨念が「あめふり」に宿っているのかもしれない……

もしやろうとするのならば

それは自己責任ということを述べておく……

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