先ほど蛍丸が気になった為、私は来派のテーブルに向かった。
柘榴
声をかけつつ抱きしめれば、蛍丸は私の腕をつかみつつ振り返った。
蛍丸
未だ、頬を膨らませて拗ねている蛍。うん、、、、、可愛すぎてしんどいよ?
柘榴
蛍丸
もう癒しでしかない!そう言えば、一番最初に出会って私が顕現した子。私の初期刀も蛍丸だったよね。ここに来てまだそんなに経っていないのにずっと昔から居たような気持になる。
愛染国俊
柘榴
私は蛍丸の近くに座っていた愛染をぎゅっと抱きしめた。
愛染国俊
頬を赤らめながらモゾモゾと私の腕の中で動いてる愛染ショタなのに照れ屋さんだなぁ、まぁそこが可愛いんだけど!
明石国行
柘榴
見た目大人の明石を抱きしめるってなんというか、、、、うん。それに明石はどこかエロいから尚更近寄りたくはない。
明石国行
柘榴
明石国行
柘榴
無意識にやってたの!?怖いからね?普通に怖いからね?私は蛍丸と愛染を撫でながら明石を横目で見た。
蛍丸
明石国行
蛍丸の言葉にあからさまに落ち込む明石。明石は蛍丸を贔屓してるもんね。大好きな蛍丸にそんなこといわれたらそりゃ落ち込むよね。
柘榴
明石国行
柘榴
明石国行
明石を弄るのは楽しいと内心密かに思ってしまったのは内緒である。 そんな中、愛染は料理を夢中で食べていた。ハムスターか、、、、!可愛いな、おまっ、、、、、
柘榴
愛染国俊
食べながらにっと笑いかけてくる愛染を見れば何だか気が安らんだ。 私がここに来てから初めて味方をしてくれたのはこの3人だったなぁ。まぁ、明石は最初こそ刀向けてきたものの最終的に良い仲間になったし。この3人には感謝しかない。この3人に出会ってなかったら、、、私は今頃どうなっていたのかな、、、、、。そんな事を考えれば目頭が熱くなって下を向いた。それを心配したのか、3人が私の顔を覗き込んできた。
蛍丸
愛染国俊
明石国行
柘榴
楽しい宴の席で泣くのは嫌で、私は涙をこらえて笑顔を見せた。
蛍丸
蛍丸はほんのり笑みを浮かべながら、いきなり感謝の言葉を述べ私の頭を慣れない手つきで撫でてくれる。
柘榴
蛍に頭を撫でられ、胸がキュンとした。蛍丸に感謝の言葉を述べられ涙を零しそうになったが、何とか堪えたが、、、、明石と愛染も思い思いに口を開いた。
愛染国俊
にっと笑いながら、こちらに言葉を投げかけてくれる愛染。
明石国行
柘榴
こんな私が三人に感謝されるなんて思ってもなかった。審神者らしくないし、何か特別なことをしたわけでもない。ただ、わちゃわちゃしてるだけの私に感謝なんて、、、本当に泣けてしまう、、、!!!
蛍丸
未だに私の髪を撫でながら顔を覗きながら見守ってくれる蛍丸 その行為に我慢出来なくなり、私は涙を流した。
柘榴
私は涙を拭いながら3人に思いを告げた。 大好きなんて言葉じゃ足りないけど、今はこの言葉だけで許して。ほんとに大好き!!
愛染国俊
明石国行
そう言いながら両手を広げてくる明石
柘榴
明石国行
柘榴
私は涙の痕を拭いながら、ずっと気になってた明石の服装について問いかけた。
明石国行
柘榴
蛍丸
自分の服装が気になったのか、両手を広げながら見せてくる蛍丸。
柘榴
愛染国俊
そう言って、自分の着ているシャツを自慢げに見せてくる愛染。
柘榴
愛染明王も似合っているし、黄色の色合いも素敵だから褒めておいた。まあ私はなんちゃら明王とかなんちゃら菩薩はよくわかんないんだけどね。
明石国行
蛍丸
愛染国俊
私の巫女服を見ながら、3人が褒めてくれる。にしても、照れる、、、!私褒められるの苦手だから。
柘榴
蛍丸
え?蛍んどうしたの?なんか言ってることが独占欲強めなんだけど、、、。まぁ、蛍んにならセクハラされても私は嬉しいから良いんだけどね!
柘榴
明石国行
私に伸びてくる明石の手をパシッと振り払った。
柘榴
愛染国俊
誰よりも冷静で大人な愛染だった。
蛍丸
明石国行
蛍丸に毒を吐かれてる明石がとても面白い。まるで反抗期の息子と、お父さんみたいなこの2人を可愛いと思ってしまう私はもう末期なんだろうか、、、?
柘榴
愛染国俊
明石は何かしら蛍丸を贔屓している。愛染は寂しくならないのだろうかと、私はふと不安になった。
柘榴
愛染国俊
柘榴
愛染国俊
え?何いまの、、、。愛染、お前可愛すぎかよ!宴だからなの?デレ期?愛染が可愛すぎて私はもう天に召されそう、、、、、。
柘榴
愛染国俊
柘榴
愛染国俊
私はじっと愛染の顔を見れば、愛染はそっぽ向いてしまった。あぁ、エンジェル、、、、、、。やっぱりかわいいって罪だよね。あ、話し込んでたら結構時間経ってた。私は次のテーブルに行こうと3人に声をかけた。
柘榴
蛍丸
不満そうな顔をする蛍丸。あぁ、可愛い。慕われてるんだって実感出来て私は幸せだよ!
柘榴
蛍丸
天使!エンジェル!これでほかのテーブルも頑張れそうだ。ありがとう、蛍丸。
明石国行
柘榴
明石国行
落ち込む明石を他所に、私は次のテーブルに向かった。