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コメント
4件
一気見させていただきました(^。^) 控えめ(?)にいうと神ですね⁈フォロー失礼しますわ()
全 部 見 さ せ て も ら っ た ん で す け ど 控 え め に 言 っ て 最 高 で す …
「 彼 シ ャ ツ . 」
目が覚めたとき 、 寝室には 誰もいなかった 。
なんとなく 辺りを見回し 、 壁にかかった 白いシャツが 目に入り 、 なんとなく それを手に取る 。
少し 大きめのそれは 、 触れると柔らかくて 、ほんのりと ぼんさんの香りがした 。 少し 煙草のにおいも混ざってて 、 柔軟剤では無い 、ぼんさんの匂い
軽い気持ちだった 。
袖が 手の先まで隠れてしまうほど ぶかぶかで 、 裾も 太もも半ばまである 。
なんだか 、 妙に落ち着く その感触に 、 つい 鏡の前に立ってみた 。
─── バタン ッ 。
扉の開閉音が聞こえた ─── 。
ぼんさんの声が低くなる 。 ただのシャツなのに 、 なぜか 見つめられると 恥ずかしくて 、 背を向けようとした 。
でも 、その前に 腕を掴まれる 。
耳元で囁かれ 、 肩を引き寄せられた 。
ふわりと香る シャンプーの匂いに 、 つい 心臓が 跳ね上がってしまう 。
言い訳にもならない 言葉を 絞り出したのに 、 ぼんさんは笑って 唇を近づけた 。
おんりーは 困ったように 笑ったけど 、 その頬は ほんのり赤い 。
俺は 、そんな おんりーの耳の うしろに 唇を寄せて 、 甘く噛むように キスを落とす 。
俺は ぎゅっと おんりーの腰を引き寄せ 、 シャツ 一枚の薄さに おんりーは びくんと震える 。
下に何も着てないの 、 バレバレ 。
耳元に落とされる囁き 。
その声が あまりにも 優しくて 、 少し掠れていて 、 胸の奥が きゅうってなる 。
ゆっくりと後ろから 抱きしめられた体温に 、 俺は されるがまま寄りかかる 。
いつの間にか 、抵抗する 気持ちなんて どこかへ行ってしまっていた 。
背中越しに笑う ぼんさんの声が 低くて 、 俺は 思わず 顔を伏せた 。
大きなシャツの中 、 包み込まれるような その腕の中で
朝の陽ざしが ゆっくりと 、 俺らを照らしていた 。
[ 終 ]
( 再び 没 再来 )
h ってむずいよね 。 だけん たまにしか書かんのよ 今日も 書く気が 起きんかったです …… 。🙏🏻🙏🏻