テラーノベル
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なんて事を言い残してから、モニターの電源が消される。
No. 2
ほとけは黙って、ただ唇を噛むことしか出来なかった。
俺たち2人は何も言えず、何も出来ないでいた。
No. 5
No. 2
ほとけは今にも泣きそうな震えた声で答えた。
確かに、ほとけの言っていることは正しい。だが、俺たちは捕まっている身である為、反抗などが出来ない。
殺し合いのルール上、誰か一人が生き残らないとここから出られない。ほとけには悪いが、そんなのは真っ平ごめんだ。
No. 4
早く、
2人を殺さなきゃ。
そう思った矢先に、
バンッ
と、銃声音が響く。
嫌な予感がした俺は、ゆっくりと顔を上げた。
No. 4
そこには、頭から血を垂れ流して倒れているいふの姿があった。
その横には言葉を失って涙を流しているほとけがおり、自ら頭を撃ったであろう銃が転がっていた。
なんで、どうして、そんな言葉が脳内を巡る。なぜいふは自殺を選んだのか。なぜ俺とほとけを残したのか。この状況をどう変えるのか。
沢山の疑問が浮かぶ中、1つの疑問が脳裏をよぎる。
どうやってほとけを殺すのか。
考えるつもりなんてなかった。考えたくもなかった。でもこの状況に置いて、この思考は間違っていると言えるのだろうか。
きっと、この思考をしてしまうのは俺だけではないはずだ。10人に聞いて、3人ほどの人が答えると考えた方がわかりやすいだろう。
気が付けば俺は、ほとけの背後を取っていた。だが、手元に武器などの凶器は一切持っておらず、ただ拳を強く握っているだけだった。
No. 2
No. 2
No. 4
ほとけはキョトンとした顔で見上げてきた。心配そうに見つめてくる瞳、警戒もなにもしない。そんなほとけに、愛おしいと思った俺は何処かおかしいのだろうか。
No. 4
数時間こんな所にいるせいか、俺の思考は段々と普通から遠のいている気がした。
でも、ここまでの思考をしないと人なんか殺せる訳ない。
早く、早くしなきゃ。早くほとけを殺さなきゃ。
No. 2
俺はほとけが口を開いた瞬間に勢いよくほとけを覆うように被さった。
No. 2
この一瞬で、俺はほとけの首を両手で掴み、精一杯力を込めた。罪悪感とか申し訳なさとか、今の俺には全くなかった。
ただただ、ほとけを殺さないと、と言うことしか頭になかったのだ。
No. 2
No. 4
グギギッと、ほとけの皮膚と骨が擦れる音が部屋中に響く。そんなこともお構いなしに、俺は込める力をどんどん強くしていった。
No. 2
「なんで」そう言いたいのだろう。答えはもちろん一つだけで、ここから出るためだ。こんなにもクズ思考になるなんて考えてもみなかった。
俺は最後の力を振り絞って、ほとけの首を勢いよく地面に押し込んだ。
その時鳴った、骨が折れる音がやけに綺麗に聞こえた。
No. 2
No. 4
俺は届くわけもない謝罪を言い、ほとけの口にキスを交わした。
No. 4
ご覧いただきありがとうございます。
久々の投稿なのに、短くてすみません。
歪んだ愛って、なぜこうも輝いて見えるんでしょうね。
しかも、次回が最終回になるかもです。早いですよね。
それと、皆さんに質問です。
皆さんは、銃と鈍器、どちらがお好きですか?
それでは、また次回。
コメント
3件
青くんはきっとこれ以上仲間が死ぬのを見たくなかったのかな… 桃ちゃんも精神的に崩壊してきて、歪んだ愛の方向に走ちゃった気がする…🤔 私も歪んだ愛は大好き🫶💕︎︎ 好きで好きでどうしようも無くなっちゃうのがほんとに好き(((( 私は鈍器派かな🙋♀️苦しんでる時間長いし(ほんとに性格悪いよね、ハハ)