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近くて遠い存在

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近くて遠い存在

4 - 終わらせようか

♥

202

2024年09月12日

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もう終わらせよっか、

、、え、?

青がいきなりそんなことを言い出した

終わらせる、?

都合のいい関係をか、?

、、恋人に戻る、、か、?

、、うんん

もう僕桃くんとは居られない

この関係が続くんだったら、、

僕はもう、、耐えられない、笑

、!

青の笑顔は無理やり作った笑顔だってすぐ分かった

もう会えない、?そんなの嫌だ、!!

なら恋人に、!!

、、、、もう大丈夫だから

、、幸せにね

ばいばいっ、!

そう言って青はホテルを後にした

、、っ、

でも俺は青を追いかけたりはしなかった

なんなら少し安心していた

だって青はあんなに俺のことが好きだったんだ

今更諦めるなんて無理だ

、、、、だよな、

自惚れしてる訳じゃない

絶対にそうなんだ!!

何故か、、青には捨てられないって言う自信があるんだ

、、、、ふぅ、

俺はまた青にLINEをした

「もっとちゃんと話をしたい。」

「明日いつものカフェで待ってる」

そして俺は眠りに着いた

、、、、((とことこ~っ、

、、、、

少し期待して後ろを振り向いてしまう

でも君の姿は無かった

、、うぅ、っ、、((ぽろっ、

やっぱり僕はどうでもよかったんだ、

僕なんかよりもすれ違うお姉さんのほうが興味あるもんね

なんかもうどうでもよくなってきた

、、、、んぐっ、、はぁ、、

あの、、大丈夫ですか、?

、え、?

いきなり現れた男の人

この人が誰か分からない

でも知らない人でも僕は今この人を好きにならないと

桃くんを忘れられない気がする

、、大丈夫じゃないです

ええ、?えっと、、なら、、

お家来ますか、、?

、!

はい、

じゃあこっちです!!

、!?

手を引っ張るように僕の手を繋いでくる君

桃くん。僕いい人見つけたかも

だってこの人ね、

桃くんの手よりも暖かいんだよ、

((ぽろっ、、

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