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ねえもう
スマブラ組 死ネタ メリバ? 心中 学パロ 病みパロ
冬は過ぎ
暖かくなってきた春
屋上で吹いている風は心地よかった
1人で過ごすと落ち着いていられて
無の感情でいられる
無が幸せな俺に
生きる意味なんてものはなかった
ただ
なんとなく生きていただけ
死にたかったのではなかった
全てが無駄だっただけ
産まれて
家族から愛されて
友達なんてつくって
結局は疲れ果てた
人と関わるのが必須な現代社会は 俺には向いていない
s m
b r
扉を開けっ放しにしていたからか brが来た音に気づかなかった
b r
b r
彼の言っていることは正しい
知りもしない人生、希望を抱いて 産まれることを選択肢する可能性が高い
選択肢があっても仕方ないのかもしれない
s m
s m
b r は無理ばかりしている
俺の前ではなるべく素でいるように 努力しているらしいが
b r
b r
辛くても笑い続けた
本当の自分を隠し続けた結果
自分を見失っていく
b r
苦に満ちた表情
b r
柵に頬杖をついて 遠くの空を見つめている
青く煌めく瞳は儚げに揺れていた
b r
ふわふわとした透き通った声は 風にのせられ飛んでゆく
b r
b r
b r
b r
b r
b r
b r
孤独な背中を 俺はゆっくり撫でる
s m
静かに泣いている b r に かける言葉がわからない
どうして俺は…
無力なのかな
傷つけない言葉を 教えてよ
無責任じゃない
優しさの灯った言葉を
b r
b r
b r
俺は b r の手を強く握って 真っ直ぐに見つめる
s m
s m
s m
自分のことは後回しで
大切な友人が最優先
生きてほしいんだよ
"幸せに"
生きてほしい
たとえ
俺に限界がこようとも。
s m
s m
s m
b r
彼は自分を死に追い込んでしまった
いや…
死まで追い込まれてしまった
s m
たくさん相談に乗っていたのに
気づかなかった
調査員さんに言われてようやく知った
s m
昏睡状態
この情けない声は届いてるのかな
s m
s m
s m
視界がぼやける
頬をつたう涙がきもちわるい
俺に泣く権利なんてあっていいの…?
しあわせな環境…なんだろ?
s m
掠れた声が病室に響く
b r は生きることから逃げているのに
しなないでほしい
…って
ひどいよな
くるしませたいわけじゃ…ねぇのに…
s m
s m
s m
声をかけ続けていると
気のせいかもだが
b r が動いた気がした
b r
s m
枯れたような声だけが 耳に入ってくる
瞼が開き 綺麗な青色が見えた
b r
b r
b r
s m
b r の言う通りじゃねぇか
俺は『生』だけ考えていた
しんでいたって
一緒にいられる
s m
強い風がカーテンを靡かせる
風がこんなにも心地よく感じたのは 初めてだ
b r
b r
s m
s m
b r
s m
b r と手を握り合う
b r
b r
世界が明るく見える
宇宙一 眩しく輝いている
s m
s m
b r
s m
その瞬間
俺らは宙を舞った