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気がついたら、そこはもう、見慣れたコンビニの街灯の下じゃなかった。 石畳の道が足元に広がり、馬じゃなくて地竜が引く荷車がゴトゴトと通り過ぎていく。 獣耳や尻尾を生やした亜人たちと今では見慣れない服装を着た人々が普通に歩いている。
ナツキスバル(仮)
ナツキスバル(仮)
手にぶら下がったままのコンビニ袋。 中身は、買ったばかりのコンポタスナックと栄養ドリンクと、半分食いかけの肉まん。
見慣れた風景――いや、画面越しの憧れだった風景。 髪型はオールバックでコンビニ袋をぶら下げ、ジャージを着た少年がファンタジーの街中にポツンと独りに立っている。
頭が混乱している中俺は自分の考えたことを口に出し整理する。
ナツキスバル(仮)
考え込むように立ち尽くしていると、視界の端で何かが動いた。 屋根の上だ。 短い金髪に赤いマフラーの少女が風の如く、屋根屋根を飛び移る。 ――フェルトだ。
ナツキスバル(仮)
ナツキスバル(仮)
心臓がドクンと跳ね上がる。
確信が出来た、ここがリゼロ世界だと言う事を。
ナツキスバル(仮)
ナツキスバル(仮)
無意識に叫んでいた。 コンビニ袋を握りしめたまま、俺は走り出す。
ナツキスバル(仮)
ナツキスバル(仮)
徽章を巡る騒動。 フェルト。 エルザ。 そして……死に戻り。
ナツキスバル(仮)
謎の高揚感に包まれ手足が痺れる。 興奮で呼吸が速くなっり、今だに現実感の薄い中街を走る。 脳内でリゼロのオープニングRedoが流れ出す 不安が無いわけではないけれど、彼ならきっと自分を鼓舞するために声を張るだろう……。
ナツキスバル(仮)
誰も、聞いていないであろう街中で……空に向かって、宣言する。
ナツキスバル(仮)
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