今までの僕は終わりたくても終われない長い夢をずっと見てるようだった 小さい頃から普通の人とは少し違っていた
◯◯の母
◯◯いい?あなたは女の子じゃないわ男の子として生きるの
◯◯
どうしてですか?
◯◯の母
仕方ないの代々うちの会社は男の子が継ぐのだけれどあなたは女の子だから
◯◯の母
それに兄弟もいないの
僕の生活は制限された
◯◯
ね、ねぇ僕も一緒に遊んでいいかな…
子供
◯◯ちゃんはわたしたちとちがうじゃん他のお嬢様とでも遊んどけば?
家柄がいいという理由だけで僕は嫌われた
僕は子供の頃からとらわれのみとなった。
子供
ねぇ見てー新しい服買ったの
子供2
いいなーかわいいうちなんて服なんてあんまかってもらえないよ
子供
それな!中学生だから働けないしね
子供2
でもいいなぁかわいい
子供
そういやさ◯◯君の家はさ裕福だからなんでもかってもらえるんだろうね
子供
おまけに男のくせにうちらよりもかわいいし
子供2
キモいよね正直いって男女みたい
子供
それななんでも持っててずるい
胸が苦しくなる そんなんじゃないのに、どうして? こんなに、胸が締め付けられるの?
子供
あれ?◯◯君倒れてる
子供2
やば!先生◯◯君倒れた
先生
大変!
××
私が保健室に運びます
わからないの…。
◯◯
!
××
あ!起きた?
◯◯
ここは?
××
保健室だよ倒れてたから大丈夫?
◯◯
うん
誰かに心配されたのははじめてかもしれない
××
◯◯君ってさ、お金持ちって本当?
◯◯
え…まぁうん
××
そうなんだ…ニヤ
ねぇ私と友達にならない?
ねぇ私と友達にならない?
◯◯
え?
××
ほら、いつも妬まれてるでしょ?なんか、私も気になってんだ◯◯君もいいこだろうし
◯◯
いい…の?
××
うん!
僕はその日からその子と仲良くなった 彼女はすごく親切で優しくしてくれた 彼女の事をすごく尊敬していたし大好きだった。 でも、そこがなぜか引っ掛かっていた
◯◯
テスト勉強で遅くなっちゃった荷物まだ教室だ
教室に入ろうとしたら誰かの声が聞こえた 彼女だった 声をかけようとしたがだれかと話してる様子だった
子供
ねぇ最近◯◯君となかよくない?あんなに悪口いってたのに
××
まぁねー◯◯君ってお金持ちだしかわいいじゃん?だからさこのままいけばうまく利用できるかも
子供
うわー性格悪w
××
そうじゃなきゃあんな根暗に構わないしww
盗み聞きしなきゃこんなこと聞こえなかったのかな? でも、そうだよね?僕ってそういうやつだもん
ようやくわかったよ。言葉ではなんとでも言えるんだ思ってないことをなんでも言える
だから人は信用しちゃいけない 🐭先輩もそうでしょ?だって僕達はそういう風にできてるんだから