ある日、城に狼男が来た。
数多の人々を殺して
狼男は颯爽と消えていった。
そんなの幾分も前の話で
覚えている者は数名しかおらず、
それでも狼男は恐れられていて
誰にも好かれない孤独な奴だった。
女性
狼男
女性
狼男
女性
狼男
女性
女性
狼男
女性
狼男
狼男
女性
フラニー
フラニー
狼男
狼男
フラニー
フラニー
狼男
フラニー
狼男
フラニー
狼男
フラニー
狼男
狼男
狼男
母親
幼い頃の狼男
幼い頃の狼男
母親
狼男の兄弟
狼男の兄弟
母親
幼い頃の狼男
狼男の兄弟
狼男の兄弟
幼い頃の狼男
幼い頃の狼男
母親
母親
母親
狼男の兄弟
母親
狼男の兄弟
狼男の兄弟
幼い頃の狼男
狼男の兄弟
俺は弟を殺した。
斧で、頭をかち割った。
母親
母親
幼い頃の狼男
幼い頃の狼男
母親
母親を真っ二つにした。
罪悪感などはない
そこには肉があっただけ。
命なんてものはない。
俺は何もしていない。
フラニー
フラニー
狼男
狼男
狼男
狼男
狼男
フラニー
狼男
フラニー
フラニー
狼男
狼男
フラニー
狼男
フラニー
フラニー
狼男
フラニーがいなくなったあと俺は
ひとりで晩餐会を開いた。
…殺した人間の肉で。
ご馳走だった。
フラニー
レーン
レーン
フラニー
ゾーイー
フラニー
フラニー
レーン
ゾーイー
フラニー
いつの間にかフラニーは 俺との子、「レーン」を孕んでいた。
でも「レーン」は 狼男と人間の間で出来た子とは思えないくらい 可愛い子供だ。 ただ、他の子と違って歪な部分がある。
フラニー
ゾーイー
レーン
レーン
フラニー
フラニー
ゾーイー
レーン
ゾーイー
ゾーイー
ゾーイーは 私に尽くしてくれている。
実の息子であるレーンは 狼男の血があるのか 時々誰かに噛み付く。 やっぱり他の子に比べたら歪ではあるけど 私にとってはとても可愛い。
レーン
フラニー
ゾーイー
ゾーイー
フラニー
ゾーイー
ゾーイー
フラニー
ゾーイー
ゾーイー
フラニー
フラニー
ゾーイー
ゾーイー
ゾーイー
フラニー
フラニー
ゾーイー
フラニー
ゾーイー
そんなこと思いたくなかった。
俺が一番最初に愛した人は
フラニーだから。
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