テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
異変解決をしに来た魔理沙
霧雨魔理沙
霧雨魔理沙
薄暗い部屋。カビと鉄の匂い。ランタンの灯りだけが、冷たい石壁を照らしている
フランドール・スカーレット
霧雨魔理沙
フランは魔理沙をじーっと見つめている
フランドール・スカーレット
霧雨魔理沙
魔理沙は背筋に冷たいものが走るのを感じた。目の前の少女から放たれる、圧倒的な『死』の気配。逃げようと後ろに一歩下がった瞬間、背中に冷たい壁が当たった
フランドール・スカーレット
霧雨魔理沙
フランドール・スカーレット
フランの姿が、かき消えるように消えた。次の瞬間、魔理沙のすぐ耳元から、鈴を転がすような声が聞こえる
フランドール・スカーレット
冷たい指先が、魔理沙の首筋をなぞる。爪が少しだけ皮膚に食い込み、ツッと赤い一筋の血が流れた
霧雨魔理沙
フランドール・スカーレット
フランの瞳が、暗闇の中で妖しく真紅に輝いた。魔理沙の心臓は、恐怖と、それから経験したことのない奇妙な高揚感で、激しく波打ち始めていた――
135
コメント
1件
あおいです🌷 第1話、読ませていただきました。 495年もの間閉じ込められていたフランドールの孤独と、魔理沙への「おもちゃ」扱いのギャップが印象的でした。特に「手加減の仕方がわからないの」という台詞には、彼女の危うさと純粋さが同時に滲んでいて、心臓がぎゅっとなりました。薄暗い地下室の空気感や、魔理沙の背筋に走る恐怖もひしひしと伝わってきます。続きがとても気になる導入でした!