6才 僕には家族よりも大切な子がいた
歌鈴
鈴斗~!
鈴斗
どうしたの~?
歌鈴
今日ね!幼稚園でね!
ゆきちゃんとティッシュ食べた!
ゆきちゃんとティッシュ食べた!
鈴斗
てぃ、ティッシュ!?
歌鈴
?うん
鈴斗
え?え?それ食べ物じゃないよ?
歌鈴
えー?ふわふわしてて綿菓子みたいだったよ?
鈴斗
それでも!今度から食べちゃだめ!
歌鈴
はーい
鈴斗は3才年上の9歳
でも、9歳とは思えないほど 大人びていた
普通に楽しく過ごしていた
手術とかも終わって春休みになった
そんな春休みで
歌鈴
鈴斗…?
鈴斗
ごめんね歌鈴…
歌鈴
どうゆう…こと?
鈴斗
俺は歌鈴とはさよならなんだ
歌鈴
じゃ、じゃあ!僕もさよならするッ…
鈴斗
…だめ
歌鈴
なんで!ポロポロ
鈴斗
歌鈴にはゆきちゃんっていう親友がいるでしょ?
歌鈴
でもッ…ポロポロ
鈴斗
ゆきちゃん、悲しむよ?
歌鈴
ッ…でもッ…鈴斗がいなくなるのは…やだッ!!
鈴斗
歌鈴
鈴斗
歌鈴には誰よりも大切な人が出来るよ
鈴斗
今日という日はまたやってくるから
鈴斗
幸せを知ってからおいで?
歌鈴
ぅ、んッ…ポロポロ
鈴斗
(*´ω`*)
鈴斗
今日がだめならまた明日
明日がだめならその次の日に
明日がだめならその次の日に
鈴斗
なんでも諦めないでほしいな
歌鈴
がんばるッ…ポロポロ
歌鈴
もうこの後は覚えてないんですよね(笑)
歌鈴
だからここまで!
歌鈴
中途半端でごめんなさい
歌鈴
この日の事は夢に出てくる事が何回もあるので結構覚えてた…と思う…
歌鈴
おつかりん☆







