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"ザッザッザッザ"
最初と同じような断崖絶壁の道を 早足で進んでいく
歩幅はかなり狭く 下手をしたら柚華が落ちてしまい そうで怖い
リンドウ
柚華
リンドウ
柚華
そう頷くと さっきよりもぐっと距離が近づいて
リンドウ
それだけなのに 心臓の動機が激しくて、身がもたなくなりそうになる
禁奈の山を降り、どれほど歩いただろう
向こうを見ると夜が明け 周りが既に明るくなっていた
柚華
柚華
リンドウ
白いの頬、ほんのりピンク色の唇… 全てが朝日に照らされて とても美しかった まるで絵画のように…
リンドウ
リンドウ
柚華
柚華
その真っ赤な顔も愛おしい…
リンドウ
彼女の顔に、ゆっくり顔を近づける。
柚華
目には、その柔らかな唇しか見えない…
レン(付き人)
レン(付き人)
レン(付き人)
リンドウ
リンドウ
気がつくと あと少しで触れそうな距離で 思わず飛び跳ねる
俺……口づけしようとしてたんだ
レン(付き人)
レン(付き人)
リンドウ
リンドウ
レン(付き人)
レンは笑ってるし、柚華は真っ赤な顔のままうつ向いちゃったし
リンドウ
柚華
柚華
リンドウ
リンドウ
柚華
柚華
リンドウ
リンドウ
柔らかな唇に目をやると、顔を近づけ そのまま唇に触れる
柚華
信じられないくらい柔らかくて 今にも壊れてしまいそうだ…
リンドウ
柚華
リンドウ
離れると、どこか気まずい空気が 俺たちを包む
こういう時って 何を話せばいいんだろうか…
レン(付き人)
リンドウ
リンドウ
レン(付き人)
リンドウ
レン(付き人)
レン(付き人)
柚華
レン(付き人)
リンドウ
リンドウ
リンドウ
レン(付き人)
レン(付き人)
リンドウ
柚華
リンドウ
柚華
リンドウ
レン(付き人)
レン(付き人)
レン(付き人)
リンドウ
リンドウ
リンドウ
レン(付き人)
レン(付き人)
柚華
許すと言ったものの、見る目が殺気に溢れているレン
リンドウ
柚華
よほど怖かったのか 彼女は俺にぎゅうっとしがみつく
リンドウ
可愛い… むしろレン、ナイスだよ…
"ゴンゴン"
"ガラガラ"
おばちゃん
レン(付き人)
レン(付き人)
おばちゃん
おばちゃん
おばちゃん
おばちゃん
レン(付き人)
おばちゃん
おばちゃん
少し怖そうなおばさんは扉をがっと 開けると 薬屋の店内へ案内する
中は、天井から無数の袋と 壁一面に薬箱があり まさしく想像どうりの薬屋だった
リンドウ
そっと彼女を椅子に座らせる
柚華
おばちゃん
おばちゃん
おばちゃん
レン(付き人)
おばさんは、板の上に何かの草を出すと荒々しく棒で叩き出す
叩くとその草から緑色の汁が出てくる
おばちゃん
おばちゃん
レンは防具を取り、腕を出す。
おばちゃん
おばさんは苦虫を潰したような 顔をすると また荒々しく草をつける
レン(付き人)
おばちゃん
おばちゃん
おばちゃん
完成後、レンの腕は包帯でぐるぐるになっていた。
レン(付き人)
おばちゃん
おばちゃん
柚華
俺は、ひょいっと彼女を持ち上げると 畳の部屋に連れていく
柚華
リンドウ
リンドウ
ゆっくり降ろすと彼女を寝かせる
おばちゃん
リンドウ
リンドウ
柚華
レン(付き人)
おばちゃん
リンドウ
おばちゃん
おばちゃん
リンドウ
リンドウ
おばちゃん
リンドウ
おばさんは柚華の足にチドメクサを たっぷりのせる
おばちゃん
おばちゃん
柚華
おばちゃん
リンドウ
リンドウ
おばちゃん
おばちゃん
リンドウ
おばちゃん
台所へ行くと、何やらお茶を淹れている
おばちゃん
おばちゃん
おばちゃん
レン(付き人)
レン(付き人)
柚華
レン(付き人)
柚華
レン(付き人)
レン(付き人)
一口、お茶を啜る ヨモギ茶はクセもなく香ばしくて とても飲みやすい
リンドウ
おばちゃん