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コメント
1件
読了しました…。 「造り物」って言葉がずっと心に刺さってるよ。ひーくんは自分を人形だって言うけど、ちゃんと苦しんで、生きたいと思ってる。それって立派な“心”だと思うんだ。 ゆうとしゅうの、あの喧嘩のシーンが切なかったな。ゆうくんは守るって言ったのに、地獄のような日々が始まって…。ラストの「どうしてこんなに生きたいと思うのだろう」が、もうどうしようもなく胸を締め付けるよ。 続き、すごく気になる…。ゆうくんは無事なのかな。ひーくんの意識は戻るのかな。丁寧に描かれてる闇の向こう側が、どうか優しいものでありますようにって、思わず祈りたくなるお話でした🌙
二人に手を引かれてしせつ内を歩く
さわがしい
ゆう
しゅう
ゆう
僕は人形
感情を持たない、使い捨てのただの人形
いつ壊れても、いつ捨てられてもおかしくない。
なのに
どうしてこんなに苦しいのだろう
どうしてこんなに生きたいと思うのだろう
どう、して、
それから二人は色々なことを教えてくれた
大きいお城のこと
ちいさくてたくさんあるお花のこと
白と黒の鳥のこと
大きな木のこと
人間たちのこと
お外って、こんなにいろんなものがあるんだ
行ってみたいって言っても
ゆうは困った顔をして しゅうはダメだって言って
なんでダメなんだろう
でもその代わり、たくさんの写真を持ってきてくれた
どれも綺麗で、きらきらしてて
...いいなぁ
お外、行きたいなぁ...
いつも通り、貰ったいろんな写真を見てる時だった
「__!!」
「____⁉」
遠くから二人の声がした
なんとなく気になって、そっちの方に向かった
ゆう
しゅう
ゆう
しゅう
しゅう
しゅう
ゆう
しゅう
ゆう
しゅう
造り物
そうだ、僕は造り物
しゅう
ゆう
ゆう
ゆう
優しく手を引いてくれた
けど、ゆうの顔は怖かった
ゆう
ゆう
ゆう
大きな手で頭を撫でてくれた
その日から、ゆうとしゅうが一緒にいるのを見なくなった
その日から、地獄のような日々が始まった
切って、剥いで、壊して
再生したら、また繰り返し
焼いて、感電させて、溺れて
再生したら、また繰り返し
繰り返し
繰り返し
繰り返し
僕だけ、繰り返される
他の子は、壊れてそのまま
なんで、僕だけ
なんで
なんで
なん、で、
泣きながら怒ってるゆう
目を伏せて何も言わないしゅう
助けてよ
守ってくれるって言ってたじゃん
なんで見てるだけなの
ねぇ、
あと何日、こうしてればいいの
揺れ
と轟音
警報音
居なくなる人間たち
暫く経って、目を開ける
物は倒れまくってて、ぐちゃぐちゃで
なにかの焼けるようなにおいもする
...遠くから、足音が聞こえる
ゆう
ゆう
僕のことを抱っこして運んでくれる
ゆう
大きな箱のようなものに入れられた
...僕の周りを、鎖となんか変なふよふよで囲まれた
「絶対迎えに行くからね」
籠ったゆうの声
突如として起こった停電
倒れてくる柱
「少しの間、そこで待っ___」
その瞬間
僕の意識は