愛菜
私と付き合ってください
樹
は、はい
愛菜
だけど、私と付き合う条件で1年で居なくなるから、その時は、泣かないでね
樹
どうして?
愛菜
私ね病気なの
余命宣告もされちゃった
余命宣告もされちゃった
樹
本当に?
愛菜
うん
だから、私と余り思い出を作らない方がいいよ
だから、私と余り思い出を作らない方がいいよ
樹
わかった
陽太
なぁ、樹〜
購買行かねぇ?
購買行かねぇ?
樹
今月俺、ピンチなんだよな
陽太
そんな事言わず
愛菜
ねぇ、邪魔。
退けて
退けて
樹
ごめん、愛菜
愛菜
今度から、周りの人のことを考えて
樹
わ、わかった
陽太
何あの態度
ちょーーームカつくんですけど
ちょーーームカつくんですけど
陽太
ってか、お前とあの人って仲良いの?
樹
まぁ、一応。
家が近いし、親同士も仲が良いし
家が近いし、親同士も仲が良いし
陽太
そうなの⁉︎
じゃあ、幼馴染関係
じゃあ、幼馴染関係
樹
まぁ、そういうことかな?
陽太
でも、幼馴染に対してもその態度って
有り?
有り?
樹
まぁ、俺はいいけど
だって、みんなは知らないと思うけど
樹
かわいい
愛菜
さっきはごめん。言い過ぎたよね💦
樹
大丈夫
そう思うんだったら、もうちょっと周りの奴との会話しろよ
そう思うんだったら、もうちょっと周りの奴との会話しろよ
愛菜
だって、みんなバカすぎて話が合わないんだもん
樹
バカって酷いなオマエ
愛菜
だって、当たり前じゃん
樹
今度のデートどうする?
愛菜
どうしようね?
樹
愛菜はどこ行きたい?
愛菜
私、樹とならどこでもいい
樹
//
そう
そう
愛菜
うん
俺の誰にも言えない秘密は 学年一嫌われている愛菜と周りには内緒で付き合っていること