再会は月下にて
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chapter 4
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お父さんに宝石を渡してから 、 強制的にらんらんの家に行くことになってしまった
… これくらい大したことないんだけどなぁ、
血が垂れ汚れた腕を慣れているかのように優しく拭いてくれる
そんな姿を見ていると 、つい申し訳なくなってしまった
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そう微笑んでくれたらんらんはどこか優しく 、 嬉しくなった
そんなこと言ってくれるの 、 らんらんだけだよ っ
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すると 、 呆れたように笑い俺を抱きしめてくれた
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こさめちゃんがそう言った途端、らんらんはこさめちゃんに抱きついていた
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ちょっと 、複雑かも …
なんて 、
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ゆっくりと 、 消毒液が染みた綿を俺の傷口に持っていく
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傷の手当が終わり 、 お詫びにお菓子をくれた
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怪盗のことをばらさないように伝えるためにどうすればいいかと戸惑ってしまった
しかしらんらんは少し笑った後に正直に話していた
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宝石を盗む時に …
ぁ 、 すちくんっ
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そういい 、 荷物を持ってすちくんの家に行った
家の前で待っていると 、 疲れた様子で歩いてきているすちくんをみつけた
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そう大声で名前を呼ぶと 、 びっくりした表情で俺の名前を呼んだ
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仕事、
微笑むように答えてくれたすちくんの姿が今の俺には辛かった
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すると 、 俺の方へより小指を絡み合わせ歌い出す
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すちくんから聞こえたその言葉が俺の脳内を揺さぶる
わかってたのに
あの時の 、 話しかけてくれた人はすちくんなんだって
気付いてたのに
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そういうと 、 すちくんは照れたように笑ってくれた
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… 目元がすごい熱い 、
今にも現実を受け入れられず泣きそうだった
なのにも関わらず 、 すちくんの仕事について深く聞いてしまった
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そういうと 、 玄関の段差部分に座り話を続けてくれた
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聞いたことがあった
俺のお父さんだけじゃなくて 、 みんながその人の話をしていたのを思い出す
誰もが羨んで 、 みんなが警察官になりたいと騒いだあの年
将来の夢を発表する時 、 男女問わず大勢の人が警察官と誇りを持って話していた時
全員が口を揃えて " 翠さんみたいになりたい "
って、 言ってたな
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それも知っていた
すちくんは俺の知らないことを話しているつもりなのに全て知っていたのが少し申し訳なかった
… それが俺のお父さんなんだ 、
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すちくんの首に付いていたネックレスを指す
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そう大事にしているすちくんを見るとつい微笑んでしまう
前までは宝石にしか目がなかったのに
今はすちくんだけに夢中になっちゃう 、
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今 … ここで応援してしまえば 、 裏切ったことになってしまうのかもしれない
けど 、 一番最初に思いついた単語はひとつしかなかった
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冷たくなったすちくんの手を握り 、 優しく語りかけるように言う
するとすちくんは少し驚いた表情の後 、 とても笑顔で笑ってくれた
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それからの行動は早く 、 いつも間にからんらんの家に居た
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3人でテーブルを囲むように座る
マグカップに注がれた珈琲に反射する俺の顔は曇げで 、 納得がいかないようだった
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コメント
2件
更新ありがとうございます待ってました‼️ うわ~すごい複雑...😭😭緑さんのことだから怪盗って知って幻滅とかは無いかもだけど難しい😢😢 ほんとこの連載好きです続きも楽しみにしてます🫶🏻️︎