親友だと思っていた奴に 彼女を奪われてしまった。
その親友はビルの屋上で 花火を観賞していた。
俺が近づくと親友は言う。
零次
あいつを奪うみたいな形になってしまって、悪かったな。
義人
しょうがないだろ。
零次
怒って……ないのか?
義人
別に。あいつが、俺よりお前を選んだだけだから。
零次
そっか。それきいて安心したよ。
義人
あいつが待ってるからはやくいけよ、!
零次
そういってくれて嬉しいよ。ありがとう。
零次
応援してくれな。
俺は親友の背中を力強く押した。
親友だと思っていた奴に 彼女を奪われてしまった。
その親友はビルの屋上で 花火を観賞していた。
俺が近づくと親友は言う。
零次
義人
零次
義人
零次
義人
零次
零次
俺は親友の背中を力強く押した。