コメント
4件
一気見しました!!めっちゃタイプです🫣続き待ってます!!
また神作品を生み出すんですか?、!重い感じの話もかけるの最高です主さん。更新早いし🫶
ピンポーン
昨日の元貴の様子がどうしても気になって来てしまった。
何か言いたそうな、 今にも崩れてしまいそうな、 そんな顔だった。
僕なんかじゃ頼りないかもしれないけど、 元貴の事は大切な友達であり仲間だから、 頼って欲しい。
ガチャッ
大森
玄関を開けた元貴は泣いていた…
藤澤
大丈夫? なんて、軽々しい言葉は言えなかった。
目の前で声も出せずに泣いている元貴に掛ける言葉が見当たらず、ぼくはその場でただ抱きしめた。
どのくらいの時間が経ったのかな…
声は無いけど、ずっと泣いている。
僕は元貴が落ち着くようにずっと背中をさすり続けていた。
ピンポーン
玄関のチャイムが鳴る。
玄関ドアの覗き穴を覗くと、若井が立っていた。
僕は何も知らずに、玄関のドアを開けてしまった。
若井
大森
藤澤
若井
若井のあんな顔初めて見た。
若井がそれ以上何も言わずに立ち去ろうとした瞬間、元貴が追いかけて若井の腕を掴んだけど、 若井は元貴の手を振り払って歩いていってしまった。
手を振り払われた元貴はその場に座り込んでしまい、 僕は何も出来ずに二人の背中を見ていた。