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やっぱり今、元貴と離れては駄目な気がして、 元貴ん家に戻ってきた。
玄関のチャイムを鳴らして、 開いたドアから見えたのは、 抱き合ってる涼ちゃんと元貴だった。
そういう事だったんだ。
涼ちゃんが居るからおれはいらないって事だったんだ。
なんて残酷な光景なんだろう。
その場から立ち去ろうとした瞬間、 元貴がおれの手を掴んだけど、おれは振り払って立ち去った。
手が震えてた理由、聞けなかった…
さっきは泣きそうな顔をしてたのに、 今は泣いてた…
涙を拭ってあげたかったけど、 その役目は涼ちゃんなんだよね?