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dependenceな日常にさようなら

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dependenceな日常にさようなら

1 - 第1話 自分にさようなら

♥

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2024年12月19日

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…満月、綺麗だな

満月は辺りを照らしてくれる

そんな満月は僕は好きだ、だけど…

その分、自分の影が見えてしまう

もしも、満月がもっと自分の近く見れたら…

だけど、何時も見ていた 月のクレーターがより多く、見え

もしも、見えたら…
(海に蒼の足が浸かる)

何時もより、自分に対しての影が より、大きく見えた

見えたら…(腰まで浸)

すみません!危ないですよ!戻ってきてください

えっ?(振り向く)

って!わぁ!?((バチャン、コポコポコポコポ

えっ!?ちょっと待っててください!今、助ける
(急いで海へ向かう)

((コポコポコポコポ

普通だったら、苦しいはずなのに… 光が差し込んでいる水が綺麗に見え

自分が今は溺れているという恐怖などを全て消し去り、

今、死んでもいいと思った

(あぁ、死ぬんだ…)

(本格的に意識飛びそうだな…まぁ、いいか…)

大丈夫ですか!?
(姫抱で海から持ち上)

(ん?何か言てるの?)

聞こえますか?聞こえたら手握ってください!

どうせなら、息ができるまで 話したくなった、生きていた証明をしたくなった、だから僕は話す

(手握)さ、よう…なら

できるだけ、多く…話せるだけ、

助け、よ…と、して、くれ…てあ、りが…と、う
……(o_ _)oパタッ

ん?葬儀場?

走馬灯だろうか?懐かしい光景が僕の目の前に拡がった、

蒼(幼い頃)

お父さん、何で死んじゃったの?どうして?

蒼母ちゃん

…どうしてって、

蒼母ちゃん

あんたが産まれてきたからでしょ!?あんたは悪魔なのよ!不幸の悪魔!

蒼(幼い頃)

不幸の悪魔?(ポロポロ)

不幸の悪魔って、言われたんだっけ?懐かしいな

その時は、辛かったものも今では懐かしい物だけの1部であった、

そんな、自分が今になっては嫌いだ

蒼母ちゃん

そうよ!!あんたのせいでお父さんが死んだの!

蒼(幼い頃)

えっ…僕のせいで?(泣)

蒼母ちゃん

貴方…ごめんね、私がこんな子を産んじゃって、本当にごめんなさい(泣)

蒼(幼い頃)

…(ハイライト消)

今、自分を癒すことができるのは 自分だけだった、だから僕は歩く

…((とこっとこっとこっ

((ギュ、ギュー…

蒼(幼い頃)

えっ…お兄さん?
どうしたの?(苦笑い)

この苦笑いは自分だから、分かる

大丈夫だよ?不幸を呼ぶ悪魔でも、その時、自分が本当に殺した保証なんて何処にもないよ?

蒼(幼い頃)

へ?だけど、保証なんて無くてもお母さんが…

んん、大丈夫だよ…この世界は人物が本当にどんな人か分かってないと、結果に結びつかないから

蒼(幼い頃)

…お兄さんにとって、僕はどんな子供なの?(泣)

自分だから、簡単にわかる…、 皆んなにこの時言って欲しかった

1つの言葉

自分の性格とかはね、自分で決めな?自分でね

蒼(幼い頃)

う、ぅぅ…
僕は強がりなだけなの

蒼(幼い頃)

周りを不安にさせないように、するために…(泣)

大丈夫だよ?((ギュー

いつか、そんな事気にしなくなれる日が来るよ?

蒼(幼い頃)

ありがとう!(泣)

窓から明るい日が差し込む、 さっきまでは、月に照らさせたのに

んぅ…(手を見る)

僕、生きてる?

横目でどこかの他人が覗いてくる、

あっ、起きましたか?

…(誰だっけ?)

今、誰だっけ?って思いましたか?怪しいものでは無いので安心して…

俺の名前は苺野桃だよ、自分で言うのもあれだけど、君を救った人だよ?

なんで、救ってしまったんだ… 僕は一瞬でその気持ちになった

何で救ったんですか!即

えっ?

だって、僕は…こんな僕は!生きてたってn

ねぇ、それ以上言わないで?俺の心が苦しくなる、(指で口を塞ぐ)

…(どうしてよ、)

てか、住所どこ?一応、俺の家にしといたけど、両親に連絡しないといけないし…だからさ、

はい…話していいよ?

…わからないです、(嘘)

本当にかな?言いたくないんじゃないかな?

そうなのか?

…誰ですか?

あぁ、ごめんね?言ってなかったね、俺は君の担当医の苺野紫って言うよ

俺の兄ちゃんだよ

この会話から、僕は幸せいっぱいで育って来たんだろうな、ってわかる

それで、言いたくないんだよね?多分だけど、

コクッ(* . .))

家で何かあったのか?

…言いたくないです、

(まぁ、何かあったんだろうな、言いたくないって言ってることだし、)

一応、今日退院できるけど、家ここから帰れる?

…わからないです、

ん〜、そっかぁ…

じゃあ、俺ん家来る?
意外と家、綺麗なんだよ

あっ、それいいね!!
俺達の家だったら何処にも泊まらずに済むからね

元気な人たちだな、僕はそう思う

それで、来るか?

この人達は信じていいのだろうか? もしも、僕を否定してきたら…

大丈夫だよ?
俺たちは君の事を責めたりしないよ、安心して?

にこやかな笑顔で、担当医が話す

しかし、心を閉ざしてしまった僕の心は簡単には開かないのは当たり前

安心しろよ、少なくとも今日はお前にとって、最高な日に俺らがしてやる

…最高な日((ボソッ

蒼(幼い頃)

この世界は人物が本当にどんな人か分かってないと、結果に結びつかないから!お兄さん言った!

((ふふっ、

幼い頃の自分に16歳の自分が助けられてると思うと本当に自分って駄目だな、と嫌気がさしてくる。

何笑ってるんだ?

いえ、なにも…

それで、お兄さんのお家行って、今日泊めさせて貰います、。

わかったよ!

そうこう、話してる間に退院時間になっちゃったから、帰っていいよ

そんじゃあ、行くぞ!
((青の手を引っ張る

って、わぁぁ!!!

で、俺は次の部屋行かないとな…((ガラガラ

蒼(幼い頃)

へへっ!((ニコッ

何処かで、幼い僕が応援してくれてるように感じることができた、

この作品はいかがでしたか?

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