人気者の王子様

人気者の王子様

注意 ↪︎ 1話をご覧下さい

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もうなんなのあの先輩 .ᐟ‪ .ᐟ‪

人の唐揚げは横取りするし ､ オマケに絵を描け .ᐣ

何言ってんだか …

俺の怒りに対して ､ ガチトーンで謝罪をされる

なんだかこっちが悪い見たく感じてしまう

午後の授業は 、午前に比べ少ないため正直言って楽

ただ 、 ご飯を食べたあとだから気が抜けていたり少し眠くなる日が多め

今日は水曜日の為部活もなく6時間で帰れる

家帰って何しようかな .ᐣ

少し遠くの廊下から 、 小走りでこちらに片手を振りながら 来る

2階に行くために 、曲がるらん ゞ の横顔を見るととてもニコ ゞ していた

よっぽど楽しみで … 俺に早く言いたいのかな .ᐣ ( 笑

お目当てのピスタチオドーナツを1つ買い 、 コンビニを出る

残り一つだったため 、 運が良かった

しかし 、 外を見ると周りは色んな色で覆われている

それと同時に 、 雨が傘に当たる音や水溜まりの ピチャ っと音が下から響き渡る

… 雨だ

そういえば 、 今日雨予報あったっけ

40%の確率だから降らないと思ってたんだけど …

ドアを離れ 、 自転車置き場の近くに鞄を置き 、 奥底にある折り畳み傘を探す

… あ 、 良かった 、

もう遅いから帰らなくちゃ

コンビニから 歩いて 5分が経つ

すると 、 少し遠くに見覚えのある大きいマンションが見える

さっきまで小雨だったのに 、 いつの間にかとても寒く 、折り畳み傘も閉じないと壊れちゃいそうなくらい天気が悪くなっていった

よし … 着いた

お腹すいちゃったから 、 先に食べようかな 、

傘を閉じた時に目にしたコンビニの袋を見ながら 家に帰ったら何をしようか考える

傘を畳み ､ 正面を向くと見慣れた人が居た

先輩だ …

あの人なんか知らない人

そう言い聞かせ 、 エレベーターのボタンを押そうとする

急にでかい声を出され 、 びっくりして先輩と目が合う

そういい 、 俺はもう一度エレベーターのボタンを押す

無言のまま 、 1階に着いたエレベーターに乗り 、ドアを閉めた

すると 、 ドアが再度開き先輩が無理やり入る

さっきの表情とは裏腹に 、 とても笑顔でエレベーターに乗る

… 何考えてんの 、

当たり前の様に俺の後ろに着いて来て 、 ついに玄関まで来てしまった

意味のわからない言葉につい 、びっくりしてしまう

ここで争っても近所迷惑になるだけだ

… どうせ1日だけ 、 話さなければいい

ポケットの中にある鍵を出し 、 ドアを開ける

先輩はポカンとした顔をしてこっちを見る