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話す!!!!ハピエンがいい😭
新連載の通知に気づいてから一瞬フリーズしちゃった(( 読者に選択肢を与えるストーリーか…主ちゃんにしては珍しい行動?だね👍初っ端から蘇ちゃんが塩だからもっと塩になって欲しいとか思った俺は最低かな(())桜には悪いけど罪悪感はない。。。イヤ、ホンノチョビットダケアル… 連載持ちかけ多いけど頑張ってね⚑︎(งᐛ )ง⚐︎ファイト!!
新連載ありがとうございます🙇♀ こういう形式のお話大好きです💕 自分の選択肢で彼らの未来が変わると思うと少し罪悪感も感じますが、私は正直悲しい方向に進んでほしいです😄 今回の蘇枋さんはかなり冷たい性格の様ですね…。 桜のごめんにはどんな意味があるんでしょうか…これも次回に繋がりそうな気が… 新連載とてもありがたいですが、他の連載もあるので無理はしないでくださいね! これからも応援してます✨
桜
蘇枋
俺達は、友人として良い関係をきずけていると思う。 放課後は、彼と一緒に遊びに行ったし、休日の日だって、彼含め、よく絡む友人達とショッピングモールへと遊びに行った。 距離も近すぎず遠すぎず、 心地よいくらいだ。
桜
彼は少し罰が悪そうに視線だけを下に落とした。その頬は、夕日の所為なのか、少し赤らんでみえる。 しばらくの沈黙。 緊張しているのか、汗が伝う拳をキュッと握りしめている。
桜
桜
彼の柔らかな唇から溢れた言葉は、純粋で真っ直ぐな愛の言葉。 頬が先程よりも赤く染まっている。 気の所為だと思っていた事は、 本当だったらしい。 あーぁ、せっかく知らないフリしていたのに。 せっかく、分からないフリをしていたのに。
蘇枋
蘇枋
蘇枋
蘇枋の言葉を聞いた桜の表情は、酷く青くなっていた。まるで、何かに怯えている様だ。 冷や汗がダラダラと流れており、 服の中が気持ち悪いだろう。
桜
蘇枋
桜は何も返さない。 いや、返せないのかもしれない。 蘇枋ならどこかで、告白をことやっても今まで通り友達でいてくれる。 そう思っていたのだろう。 桜の蘇枋は、酷く優しく仲間思い。 蘇枋の中での自分は 酷く性格の悪い人間だ。
解釈の違い。 蘇枋が桜を振ったのは、 それが理由でもある。 彼は自分に真っ直ぐで、 恋なんかに左右されないと、そう思っていた。 一種の崇拝の様な物だろうか。 俺は彼への理想が高すぎるのかもしれない。
しばらく間を置いても、桜は何も話さない。これを無言の肯定だと受け取り、 蘇枋は、桜の顔を見たくもないと言いたげに、くるりと背を向けた。 だから知らない。桜がどんな顔をしていたのか。 だから知らない。桜が、その手を掴もうとしていた事も。
桜
桜
自分の家へ帰宅してから、 考えるのは彼の事。 嫌悪感や、失望、 そして少しのモヤモヤ。 彼とはもう友達では無くなってしまった。良い友人だと、そう思っていたのに。
後悔するなら、 友達のままでいたい。そう言って胡散臭い笑みでも貼り付けておけば良かったのに。 彼を冷たく突き放したのは、ダラダラとこんな関係を続けてもお互い辛いと思ったから。
考えている間に、とっくに日が落ちてしまったのか、外は星がキラキラと輝いている。 自分の中の彼も、あの星の様にキラキラと輝いていたのに。 目を瞑るも、眠れる気配がしない。 寝る事を諦めて暗い部屋の中スマホを付ける。その明るさに、思わず顔を顰めてしまったが、段々と目が慣れてきた。
新着メッセージ。 1件のメッセージは、旧友からの物だった。 「蘇枋さん、桜さんに何かしましたか」 文章の文面だけで分かるほど、 その言葉はとても冷たい。 何かしたか。そう言われても、自分は彼の告白を断っただけだ。 何も悪いことはしていない。
「特に何もしてないと思うけど...」 と、何も知らないフリをした。 実際自分は何も悪い事などしていない。彼を傷つけた覚えなら大いにあるが、それは彼が、あの言葉を言わなければ傷つく事などなかったのだ。 少しして、既読の文字が付く。 「そうですか、」 そう送られてきた言葉は、 何処か悲しそうだ。 メッセージだけで、ここまで読み取れてしまうほどに。 「どうかしたの?」 そう送りかけて、やめた。 今の自分には、何の関係もないのだから。
何も聞かずとも、楡くんから一言メッセージが届いた。 「明日、桜さんとちゃんと話してくださいね。」 彼にはなんでもお見通しなのだろうか。楡くんはどこまで、俺の情報を握っているのだろうか。 自嘲気味にわらって、スマホの電源を落とす。そのメッセージに返事もせずに。 楡くんに言われた通り、 明日彼と話した方がいいのだろうか。 今は何も考えたくない。 自分の考えを振り払う様に、 訪れた眠気に身を委ねた。
桜と話す? 「話す。」 「話さない。」
あなたの選択、多数決でこの世界の全てが決まります。 彼らを幸福にするのも、不幸にするのも全て貴方達の自由です。
幸福のコマンドはどれでしょうか。