~ナッペ山ジムにて~
🌸
グルーシャ
🌸
🌸
いつものようにジムに行くと、 今日は特別な日、 バレンタインだからか そこには沢山の チョコや手紙が置かれていた。
グルーシャ
🌸
グルーシャ
グルーシャ
グルーシャさんの表情は こおりタイプの使い手に反して、 いつも以上に暖かった。
🌸
🌸
グルーシャ
グルーシャ
グルーシャ
珍しく寂しげな目をした彼が、 手袋越しにも伝わる大きな手で 私の手を包みこむ。
🌸
🌸
そして私は、ぎこちなくなりながらも 水色のリボンで包んだ 不格好なチョコレートを渡した。
グルーシャ
🌸
グルーシャさんの指が 優しくリボンを解き 中を覗き込む。
グルーシャ
🌸
そう、中はアルクジラを模した チョコを入れていた。 勿論不格好なので、 分かるはずも無いと思ってた。
グルーシャ
🌸
グルーシャ
グルーシャ
そうやって揶揄うようなのに、 どこか優しげな喋り方に、 寒い雪山の中を忘れるほど 全身が温まっていく。
グルーシャ
グルーシャ
するとグルーシャさんが 私を包み込むようにハグをして、 そう言った。
グルーシャ
グルーシャ
終わり。
遅くなってしまいすみません! リクエスト ありがとうございました!
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!