謙杜
みっちー!
いつもと同じように みっちーの病室の扉を開けた。
聞こえてきたのは、 みっちーの声...、?
謙杜
みっちー!?
駿佑
はぁっ、はぁ、っ、ぅ!
心臓あたりを抑えながら、 苦しそうに過呼吸になってるみっちー。
すぐにナースコールを押した。
俺は何も出来なくて、 ただ、突っ立っていた。
先生
道枝さんどうしました!?
謙杜
先生、みっちーが!
謙杜
来たら過呼吸になってて!
先生
発作かもな...、
先生
すぐに処置します!
先生
外でお待ちください!
数分後、先生が病室から出てきた。
先生
道枝さんは発作を
起こしていました。
起こしていました。
謙杜
発作...
先生
落ち着かせる薬を投与したので
しばらくは大丈夫かと。
しばらくは大丈夫かと。
先生
ですが、
謙杜
どうしたんですか?
先生
もって、後1ヶ月半程度かと
謙杜
治らないんです...よね
先生
私達の最善は尽くします。
先生
失礼します。
なんで俺はこんなにも 無力なんだろう。
みっちーは俺の事 何回も助けてくれたのに。
俺は...、。
病室に入りみっちーの手を握る。
謙杜
みっちー、ごめんね...泣
謙杜
何も出来なくて、ごめん、泣
そのまま俺は眠りについた。
謙杜
ん、...
駿佑
謙杜?
謙杜
...みっちー、?
謙杜
大丈夫なん!?
駿佑
うん、もうなんにも笑
謙杜
良かった...、
もって、後1ヶ月半程度かと。
ふと先生の言葉を思い出した。
駿佑
謙杜?
駿佑
どしたん?
謙杜
ん?
謙杜
なんにも笑
駿佑
余命短くなった?
謙杜
え、?
駿佑
...やっぱり、笑
謙杜
みっちー、
駿佑
後どのくらいだって?
謙杜
...
駿佑
言って?
謙杜
1ヶ月半...、
駿佑
そっか、
駿佑
まだ1ヶ月半か
駿佑
どうせなら、早く
死んだ方が楽なんだけどな?笑
死んだ方が楽なんだけどな?笑
謙杜
みっちー、
謙杜
無理しちゃダメだよ...
謙杜
無理して笑わないで?
駿佑
...
謙杜
泣きたい時は
泣いていいんだよ。
泣いていいんだよ。
謙杜
甘えていいんだよ。
駿佑
...グスッ
みっちーを優しく抱きしめた。
今の俺にはこれくらいしか 出来ないから。
駿佑
怖いよ、謙杜...、泣
駿佑
死にたくないっ、...泣
そう訴えるみっちーの 身体は、微かに震えていた。