浮気性

○○ ん、、

朝、目が覚めると隣に居たはずの辰哉がいなくなっていた

今日休みだって聞いたはずなんだけどな…

今日こそはちゃんと辰哉と話し合おうと思ったのに、

19:00

辰哉 ……

○○ おかえり。

辰哉 ……

辰哉は無言のままベッドへと向かってく

○○ ねぇ、辰哉

辰哉 …何？

○○ 話があるんだけど。

辰哉 それなら明日にして。 俺もう疲れたんだよ

○○ 無理。 今じゃなきゃダメ

辰哉 はぁ、

大きなため息をつく

そしてソファーに座りこんだ

辰哉 なに、話って

○○ あのさ、

○○ 私たち、別れよ

辰哉 …は、？

辰哉 な、なにいってんの、？

辰哉side

最近、彼女の○○と少し上手くいっていない気がする

○○は仕事が忙しく、あまり会う時間がなかった

そのせいか欲求不満になり、誰でもいいから相手を求めるようになった

だが、○○の事は大好きだ

だけど、その行為を繰り返しているうちに俺は浮気性になってしまった

それは自分でも自覚している

○○にも散々怒られたし

でも、ダメだと分かっていても俺を満たしてくれる相手を求めてしまう

今日もまた相手を求める

♡♡ 辰哉く〜ん♡

♡♡ おまたせ〜

辰哉 よし、じゃあ行こっか

♡♡ うん♡

家に着き、○○から 「おかえり」という声が聞こえる

だけど、今日の相手は相性があまり良くなかったせいか疲れが溜まっていた

そのままベッドへ向かおうとした時、○○に止められた

そして今のような結果に至る。

○○side

○○ 何言ってんのってそのまんまだよ

辰哉 冗談、だよな、？

○○ 本気で言ってる

○○ だって自分でも分かるでしょ？

○○ こんなこと言われたのか

○○ どうせまた他の女の人と遊びにいってたんでしょ？

辰哉 っ、

○○ ほら、何も言えなくなる

辰哉 で、でも！ 俺は○○の事本気で大好きだよ、！

○○ なら浮気なんてしないでしょ。

辰哉 そ、それは…

○○ なに？また言い訳でもするの？

辰哉 ……

辰哉 ○○の事が好きな気持ちはずっと変わらないよ。

○○ じゃあ、なんでこんなことするの、

○○ 人の気持ちも考えないで好きなんて言わないで！！

辰哉 ○…○、？

私の目からは大粒の雫が落ちていた

○○ 好きならこんなことしないでよ、、

辰哉 ○○、

泣き崩れそうになると、辰哉が抱きしめてくれた

○○ 離して、！

辰哉 やだ。

○○ もう辰哉なんか大っ嫌い…

辰哉 それでも俺は○○の事大好きだ

○○ ……

○○ だったら私と約束して…

○○ もう二度と浮気なんかしないで

辰哉 分かった。絶対に守る。

○○ 次はもうないから

辰哉 うん。

辰哉は今までの女の人とのやり取りなどは全て削除し、あれから浮気は一切しませんでした。

そして幸せな家庭を築きあげました。