TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

ヒロインにはなれない

一覧ページ

「ヒロインにはなれない」のメインビジュアル

ヒロインにはなれない

1 - ヒロインになりたい

♥

114

2021年11月21日

シェアするシェアする
報告する

○○○

ねぇマイキー

マイキー

なに

○○○

今回のテストどうだった?

マイキー

なんで?

○○○

うちがやばかったからその味方探し

マイキー

へぇ

マイキー

つかそれだけ?

○○○

うん、ダメだった?

マイキー

いちいちめんどくさいから嫌

○○○

そっか

○○○

ごめんね

マイキー

○○○

はぁ…

私は○○○ マイキーと同じクラス

実はマイキーと私は幼馴染なの 空手も一緒にやってた

中一までは仲良くてよく喋ってたんだけどいつの間にか仲が悪くなっちゃってて

話しかけてもいつもいつもあんな感じで返されるんだ

ただ、昔みたいに一緒に話したいだけなのに

○○○

マイキー

マイキー

なに

ドラケン

あ?

○○○

あ、ドラケン君もいるんだ

○○○

(この人怖くて苦手なんだよね…)

ドラケン

なに、居ちゃ悪い?

○○○

いや!そういう事じゃないよ!

ドラケン

あっそ

○○○

(なんか機嫌悪いな…)

マイキー

で、何?

○○○

あ、あのさ、今日おじいちゃんに会いに行ってもいいかな?

マイキー

別にいいけど

○○○

ありがとう!

○○○

(いいんだ!会わせてくれないかと思ってた)

放課後

○○○

マイキー!今から行ってもいい?

マイキー

勝手に行けばいいじゃん

マイキー

ケンちん帰ろ

ドラケン

おう

○○○

マイキー

なんでついてくんの?

○○○

え、だって行く場所一緒じゃん

マイキー

一人で行って

マイキー

俺も行く場所あるし

マイキー

なによりお前と帰りたくないから

○○○

…わかった

ドラケン

おいマイキーあれは流石に酷いんじゃねぇの?

マイキー

そう?別に○○○だし大丈夫だよ

○○○

(なにそれ…)

○○○

(私だって人間だよ…傷つくに決まってるじゃん…)

○○○

(意味わかんない)

ピンポーン

万作じいちゃん

お、○○○か

万作じいちゃん

久しぶりだなぁ!

○○○

お久しぶりですです!おじいちゃん!

○○○

これ渡したくて来たんです

万作じいちゃん

お!まんじゅうか!ありがとうな!

○○○

いえいえ

マイキー

ただいまー

○○○

マイキー

○○○

や、やっほ…

万作じいちゃん

おぉ帰ってきたか

○○○

…すみません、私これから用事があるので帰らせていただきます

万作じいちゃん

もう帰るのか

万作じいちゃん

用事があるんならしょうがないな

万作じいちゃん

また来てな

○○○

はい

○○○

では

○○○

(勇気出して言ってみるか)

○○○

マイキーばいばい、また明日

○○○

(言えた!!)

マイキー

じゃあな〜

○○○

マイキー

え、なに?

○○○

いや、なんでもない

○○○

(無視されるかと思ってたからビックリした…)

○○○

ふぅ〜疲れたぁ

○○○

明日も学校か〜嫌だなぁ

次の日

○○○

ん、朝か

○○○

ふぁ〜🥱

○○○

あ、マイキーとドラケン

マイキー

あ、○○○じゃん

マイキー

おはよ

○○○

おはよ

マイキー

学校まで一緒に行こうぜ〜

○○○

う、うん

○○○

(なんか…うちへの対応かわった…?)

○○○

(優しくなった気がする)

○○○

ねぇドラケン君((コソ

ドラケン

あ?なんだよ

○○○

ちょ、耳貸して

ドラケン

○○○

マイキーなんかうちへの対応が優しくなった気がするんだけど

○○○

マイキーに一体何があったの((コソ

ドラケン

いやなんでそれ俺に聞くんだよ

○○○

いや、なんか知ってるかなぁって…

ドラケン

ん〜…あ、

○○○

なんか心当たりある感じですか?

ドラケン

そういえば昨日

ドラケン

お前○○○さんと昔仲良くなかったか?

マイキー

ん?あぁ〜

マイキー

そうだっけ?

ドラケン

おう

ドラケン

よく2人で喋ってたじゃねぇか

ドラケン

急にどうしたんだよ

マイキー

う〜ん…なんか面倒くさくなった

ドラケン

はぁ…

ドラケン

それ○○○さん可哀想だな

マイキー

え、なんで?

ドラケン

昔はよく喋ってたのに急に対応冷たくなったら悲しくなるだろ

マイキー

そうかな

ドラケン

おぉ

マイキー

…そっか

マイキー

流石に冷たくしすぎたか

マイキー

よし!俺決めたよケンちん!○○○にもうちょっと優しくする!

マイキー

昔みたいに!

ドラケン

ってことがあったな

○○○

あぁ〜だからか…

○○○

ありがとう

ドラケン

おう

○○○

(あれ?意外とドラケン君って優しい…?)

○○○

マ、マイキー

マイキー

なに?

○○○

お昼ご飯一緒に食べない…?

マイキー

うーん…まぁいいよ

○○○

ほんと!?やった!

ドラケン

なんだぁ?

マイキー

あ、ケンちん

マイキー

お昼ご飯○○○も一緒に食べることになった

ドラケン

…あぁ〜、わかった

○○○

(微妙な反応…)

○○○

(まぁ一緒に食べれることになったしいいやぁ!)

お昼

○○○

あ、それ美味しそう、エマが作ったやつでしょ

マイキー

え、なんでわかったの

○○○

いやわかるわw

○○○

マイキーにそんな美味しそうなやつ作れるわけがないもん!

マイキー

はぁ!?俺だってこんなん作れるし!

○○○

無理だな

マイキー

できる!

○○○

絶対無理

マイキー

無理じゃねぇ!

ドラケン

お前らやめろ…

ワチャワチャ

○○○

(なんか普通に話せてる!楽しい!)

○○○

(でも私昔みたいに話せてるかな…)

○○○

(あんま喋ってこなかったからわからなくなっちゃった…)

○○○

(でもこの調子で話してたら完全に昔に戻るかも!)

○○○

(ドラケン君とも仲良くなれるかな)

一気に飛ばして次の日

○○○

あ!マイキーおはよう!

マイキー

おはよ

○○○

相変わらずの冷たさ

○○○

体温下がったわ

マイキー

それは良かった

ドラケン

おはよ

○○○

おはよう

○○○

(順調順調、なんかヒロインになれた気分)

先生

ほら予鈴なったよー座ってー

○○○

あ、すみません…

マイキー

はーい

先生

なんか一人他クラスの人がいるぞー

ドラケン

誰だよー

先生

ほら早くクラスに帰りなさい

ドラケン

チッ

ドラケン

また後でなぁ

マイキー

ばいばーい

○○○

👋

先生

えぇ、みなさんにいいお知らせがあります!

マイキー

なになに〜

ドラケン

なになにー

マイキー

うお!ケンちん!

先生

はぁまた…

○○○

おかえり

ドラケン

ただいま

先生

まぁいっか

先生

えっと、どこまで話したっけ

○○○

いい知らせがあるってとこまでです先生。

先生

ありがとうね○○○さん

○○○

はい

先生

えぇなんと!転校生がいます!!パチパチパチ

マイキー

わぁ

ドラケン

へぇ

先生

入ってきていいよ

夢子

失礼します。

夢子

…えっと夢子といいます。これからよろしくお願いします。ペコリ

○○○

マイキー

ふ〜ん

クラスメイト

可愛い〜!

クラスメイト

めっちゃ美人じゃん

先生

じゃあ席は〜、佐野さんの隣が空いてるからそこね

○○○

ぇ…

夢子

わかりました

夢子

えっと、あなたが佐野君?私は夢子これからよろしくお願いします

マイキー

ん〜よろしく

マイキー

あ、俺の事はマイキーって呼んで

マイキー

君のことは夢って呼んでもいい?

夢子

全然いいよ!!

夢子

えっとぉ…

ドラケン

俺は龍宮寺 堅

ドラケン

ドラケンって呼んで

夢子

わかった!よろしくね!

ドラケン

じゃ、俺は一旦教室戻るわ

夢子

え?

夢子

教室ここじゃないの?

ドラケン

あぁ、俺クラス隣の教室だから

夢子

え!?そうなの!?

ドラケン

おう

ドラケン

じゃあな

夢子

ばいばい!

マイキー

ばいばーい

○○○

(まって…なんかすごい仲良くなってない?)

○○○

(なんで…)

夢子

ねぇねぇマイキー!

マイキー

ん〜?なに〜?

夢子

お昼ご飯一緒に食べてもいい?

マイキー

いいよ〜!

夢子

やったぁぁ!!嬉しい!

ドラケン

なんか楽しそうに話してるなぁ

夢子

あ!ドラケン!

夢子

お昼ご飯一緒に食べるの許されたんだぁ!

ドラケン

おぉwよかったなw

ドラケン

それだけでそんな喜んでんのかw

夢子

うん!だって嬉しいんだもーん!

○○○

○○○

ね、ねぇウチも一緒に食べてもいい?

夢子

誰?

マイキー

プッ…夢転校してきたばっかなのになんか生意気だなw

ドラケン

それなww

夢子

え!?嘘!!

夢子

なんかごめんなさい!w

○○○

え?いや、全然大丈夫だよ!

夢子

よかったぁ

夢子

名前教えて貰ってもいいですか?

○○○

あ、○○○です

夢子

へぇ〜!よろしく!

○○○

よ、よろしく

○○○

(苦手なタイプだ…)

マイキー

で、○○○何言おうとしてたの?

○○○

えっと、うちも一緒にご飯食べたいなって

マイキー

あぁー…まぁ、いいよ

マイキー

いいよねケンちん

ドラケン

あぁ…いいぞ

○○○

(あぁ最悪)

○○○

(また距離が遠くなった気がする)

○○○

(せっかく縮めたのに)

夢子

マイキーって○○○さんと仲良いの?

○○○

ビクッ

マイキー

別に

マイキー

幼馴染ってだけでそんな仲は良くない

○○○

(うわ…なんかすごい胸がキューってなった(笑))

夢子

へぇーそうなんだ

夢子

ていうかドラケンすごい背デカイね

夢子

カッコイイなぁ

ドラケン

そうかぁ?ありがとうな

夢子

ヘヘヘ

マイキー

(´・ε・`)プー

マイキー

夢〜俺は〜?

マイキー

どう!かっこいい?キリッ

夢子

フッ…か、かっこいいよ…w

夢子

すごいかっこいい…w

マイキー

笑うな!w

ドラケン

ww

夢子

いやそりゃ笑うよ!w

夢子

めっちゃドヤ顔してきたんだもんw

○○○

ハハハ…

夢子…この子ってなんかヒロインって感じするな

私は仲良くなるのに時間がかかったのに

夢子は来てそうそう仲良くなった

私ってやっぱりモブなのかな

ヒロインにはなれないのかな

そう考える度に

夢子が羨ましくて

憎い。

という気持ちが強くなってった

ヒロインにはなれない

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

114

コメント

4

ユーザー

続き楽しみだから二度寝する☆起きたら続きありますように☆

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚