TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

美稀

あのっ…

樹さん

ん?

美稀

誰から銃…奪うの?

樹さん

裁判所の周りを警備してるヤツからでいいと思う

美稀

は、はあ…

樹さん

な?大丈夫だよな?

美稀

う、うん…!!

私、とんでもない事を するかもしれません…

自宅

帰宅後、すぐにベッドに飛び込んだ

私は一体、樹さんと一緒に 暮らせるようになるのか…

私は一体、これからの人生 どうなるんだろう…

私は、、

一生檻の中に住むのだろうか…

色んな事が頭の中を駆け巡った

でも…

ただ……

あなたを愛してるから…

次の日

10日後

15日後

裁判の日 当日―

裁判3日前に樹さんは 別の施設に移された

当然連絡は何も無い

だからこそ余計不安だった

『けど、きっと大丈夫』

そんな気がした

その頃 樹さんは…

ザワザワ

ザワザワ

樹さん

マスコミは来てねぇみたいだな

そしたら逃げる時にスイスイ行けるな…

不幸中の幸い、ってとこか

弁護人

田中さん、今日はよろしくお願いします

樹さん

ああ、こっちこそよろしく頼むわ

樹さん

外で大切な人が待ってるんだ

弁護人

なるほど…

弁護人

とりあえず頑張ります

樹さん

ちゃんとしろよ

弁護人

はい!

樹さん

ふっ、笑

一方、美稀は…

裁判所の外に到着した

待機時間が長くなるほど、 比例して周囲には 銃らしき物を持った警察が。

美稀

(室内の方がピリピリしてるんだろうな…)

美稀

(大丈夫かな、樹さん…)

裁判所内―

裁判長

…これから裁判を始める

裁判長

被告人―――

そろそろ判決が下る時―

裁判長

被告人、田中樹を……

裁判長

強盗殺人の罪で有罪とする

樹さん

…っ

美稀…許してくれ…

俺は昔、金に困って強盗してた

盗んだ先で見つかって、 気付いたら殴ってたんだ

窃盗で捕まったんじゃねぇんだ

ごめん…

外に出て俺が車で連行される前に…

美稀…信じてる。

こんなオレだけど、頼む…

美稀

ん…?

周りを囲んでいた警察官が 突然道を開け始めた

ただならぬ空気を感じ、 車を飛び出した

美稀

警官A

車に乗れ!

警官B

早くしなさい!

樹さん

分かったよ…っ!!

樹さん

だから!

樹さん

だから…ちょっと待ってくれ

樹さん

樹さん

((手を小さく振る

美稀

合図だ…

有罪だったんだ……

合図を読み取って、

ゆっくり、ゆっくり、と

私は警官の近くに来た

そして、銃を奪って脅す。

車で樹さんと逃げるの…!!

お願いだから…

続き→♡70〜

紫陽花は檻の中【完】

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

530

コメント

3

ユーザー

続きが気になります!

ユーザー

まってましたー❗たとえ犯罪者になりそうになっても愛する人のために罪を犯すこと、、本来許されないことだが泣けてきてしまう、、

ユーザー

続き気になります!!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚