TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

シェアするシェアする
報告する

私はただ、何もない 空間に浮いていた。

痛みもない。

寒さも、暑さもない

心臓の鼓動さえ 感じられない。

それなのに、私は確かに 「ここ」にいた。

思考だけが宙に漂い 時間の概念すら曖昧になる。

永遠にも感じられるし 一瞬のことのようにも思える。

――その時 どこからか、強烈な光が 差し込んできた。

それはただ眩しく、温かく まるで私を誘うようだった。

白銀乃亜

(──行かなきゃ)

何でかなんて理由はわからない。 けれど、このままここに 留まってはいけない気がした。

次第に、目の前に 何かが現れた。

白銀乃亜

(、、扉)

荘厳で、神秘的で、まるで この世界の全てを分け隔てるような 存在感を持つ扉。

──その先には 何があるのだろうか。

躊躇いながらも、私はゆっくりと 手を伸ばし ──扉を開いた。

――瞬間、世界が光に 飲み込まれた。

眩しさに意識が 焼かれそうになる。

音も、空間も、私という存在すらも 光の中に溶けていくようだった。

私の人生は、確かにここで 終わったはずだった。

でも、もし まだ続きがあるというのなら――

白銀乃亜

(私は──)

光の中へ 私は吸い込まれていった。

推しの子〜アイされたい〜

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

47

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚