/s/[storyId]/_components/heading/assets/back_arrow_icon.4081080bcaba67b8.svg){kind=icon}
/s/[storyId]/_containers/report-container/assets/more-icon.20cfac1b79e24f56.svg){kind=icon}
次の日
朝、起きてリビングに行くと
蘭が朝ごはんの準備をしていた。
蘭
夢ちゃん、おはよ〜
夢
おはよ
夢
今日は蘭が朝ごはん作ってるんだね
蘭
竜胆、起きてこないからさ〜
蘭
お腹すいちゃって。笑
昨日の夜更かしが原因だろう…
そう思いつつ、蘭が用意してくれた 朝ごはんを食べる。
朝ごはんを食べ終わってから、
昨日の話を蘭にも伝えようと 食後の散歩に誘う
公園
夢
こーんなのんびりした朝なんて、
夢
久しぶり〜
蘭
基本、朝はバタバタしがちだからね。笑
他愛もない話をしつつ、 話を切り出すタイミングを図る
蘭
…昨日さ、何かあった…？
いきなりの質問に心臓が跳ねる…
夢
…え？
蘭
気付かないと思った？
蘭
夢ちゃん、泣いたでしょ？
蘭
目元、腫れてるし…
蘭
しかも、どれだけ夜更かししても
蘭
平気な竜胆が起きてこないし、
蘭
なにかあるでしょ
夢
…蘭には、全てお見通しなんだね…
私は、昨日竜胆と話した内容を そのまま伝えた…
蘭
…なるほどね…
蘭
俺も、竜胆と全く同じ意見かな
蘭
夢ちゃんが決めたことなら
蘭
それでいいし、
蘭
やってみたらいい
夢
……
蘭
でもさ、しんどい時は我慢せず
蘭
俺らにすぐ連絡すること
蘭
それが、約束
蘭
守れる？
夢
…もちろん
夢
2人にはここまで助けてもらって
夢
本当に感謝してもしきれない
夢
でも、私のわがままで戻るんだから
夢
なにかあった時…
夢
なにも無かったとしても、
夢
ちゃんと報告するよ
蘭
…なら、いいよ
蘭
頑張っておいで
蘭はにっこりと優しく微笑んでくれた
家に戻ると竜胆が起きてきていた
竜胆
おはよ
竜胆
2人して朝からどこ行ってたんだ？
蘭
ん〜？
蘭
デート♡
竜胆
は？
夢
い、いや！
夢
散歩行ってただけだからっ！
夢
蘭ちゃん、変なこと言わないの！
蘭
ごめんごめん、つい…笑
蘭の明るさに何度助けられたことか…
その日は、ふざけて笑って 楽しすぎる時間を過ごした…
そして、次の日…
夢
2人共、送ってくれてありがとう
竜胆
気にすんなって、
竜胆
なんかあればいつでも言ってこいよ
蘭
そそ、いつでも駆け付けるからっ
夢
うん、ありがとう！
夢
頑張ってくるねっ
私は目一杯の笑顔で、 2人と別れ自宅へと帰った…
続く…
/s/[storyId]/_containers/next-in-series-container/next-in-series/assets/list-icon.c10ab777f3210550.svg){kind=icon}
作品ページ
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
