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黄色い女を許せぬぬぬぬぬ…
etさんは手紙書いてむっちゃ優しいし、yanくんもかっこいい... 不安にさせないようにしているけど聞いちゃったけど それでもちゃんと安心にさせてるのいいよね(分かりづらいかも) 続き楽しみ!!待ってる!!
はるとさんのことがあってから
数日経った
今では、はるとさんと話すこともなくなったし
目が合うこともなくなった
解決した…?のかはわからないけど
私は今、はるとさんのことよりも
ずっと考えていることがある
et
もうすぐで
yanくんと付き合ってから、1年が経つ
一年記念日として、何かしたいけど
naさんたちにも、相談しにくいし…
et
調べてみたら、思い出の場所でデートしたり
何かプレゼントを渡すのもいいらしい
et
一年記念日は平日で
放課後からしかデートすることができない
et
初デート…の場所かなぁ…
et
プレゼントは、物を渡すのもいいらしいけど
記念日は、手紙がおすすめらしい
普段、恥ずかしくて伝えることができない気持ちを
手紙なら伝えられるかもしれない
et
記念日に何かするとかは初めてで
なんだかソワソワする
et
もうすぐで一年記念日だし
今からでも手紙書いとくべき?
そう思い
ベッドから立ち上がり
椅子に座る
et
何を書いたらいいの?
手紙なんて滅多に書かないし
ましてや恋人に向けてだなんて
『好きだよ』とか『愛してる』とか
yanくんは2人のときによく伝えてくれるけど
私は自分からはあまり伝えないし…
et
ゆっくりと手を動かし、ペンを走らせる
et
何度も書き直したりして
ようやく完成する
読み返したりすると
自分で書いたはずなのに、恥ずかしくなってくる…けど
et
書いた紙を折り曲げ
封筒に丁寧に入れる
yanくんへ
yanくんと付き合ってから、1年が経ったね。
yanくんが告白してくれて、恋が実ったあの瞬間
今でも昨日のように思い出します。
未だに、手を繋いだりすると
いつもドキドキしてます。
それぐらい、私はyanくんのこと想ってるし
よく考えてます。
いつも、yanくんからよく伝えてくれて
私からは恥ずかしくてあまり伝えたことないけど
形に残る手紙で伝えたいと思います。
改めて、いつもありがとう。
私のことを一番に想って優先してくれたり
私のわがままとか聞いてくれたり
私が寂しくならないように、よく『好き』と伝えてくれたり
yanくんの優しさ、全部気づいてるよ。
恥ずかしくて、自分からは伝えたことはあまりないけど
私も、yanくんのことが好きです。
大好きです。
日に日に好きが積み重なっていくぐらい好きだけど
いつも恥ずかしくてあまり言えなくてごめんね。
でも、私はyanくんのこと一番大切に思ってて
一緒にいたいと思うのはyanくんだけだから。
この気持ちは、変わることはないから安心してほしいです。
1年間、一緒にいてくれてありがとう。
また、こういう記念日をyanくんと迎えられたら嬉しいです。
これからも、よろしくね。
yan、これからもずっと大好きだよ。
etより
et
またベッドに転がろうと体を向けると
スマホが電話を知らせる
et
et
yan
et
yan
yan
yan
et
yan
et
会いたい
et
すると、スマホの向こうから優しい笑い声が聞こえて
yan
yan
et
上着を羽織って
急いで家を出て公園に向かう
et
公園の入口付近に着き
歩いて公園に入ろうとすると
公園の中から声が聞こえる
et
でも、違う
yanくんの声も聞こえる
女性の声と、話している声
et
動きを止めて
身を隠して公園の中を覗いてみると
?
yan
et
二つ結びの髪をなびかせて
yanくんと話している女性
柔らかい笑顔で、明るい子
見た目は私と同じぐらいの年齢
et
みおさんの姿が脳裏に映る
et
何か…嫌な予感がするっ…
et
気づいたときには、声を張っていた
yan
yanくんが私を見つけた途端
ぱぁっと笑顔になる
et
それは、どういう笑顔…?
?
?
?
そう言って、走って去っていく
et
yanくんが私に向かって駆け寄ってくる
yan
et
そう言って口を閉じると
yanくんは何かを察したのか
yan
et
そんなことないじゃん
『ずっと前から話してみたくて…!』とか
『ではっ、またいつかっ…!』とか
道を教えただけであんなことならないでしょ
バレバレな嘘をついてでも
私には言えないこと?
et
yan
私の手を優しく握って
ベンチまで歩き、ベンチに腰を下ろす
さっき繋いだ手は
お互い離さなかったら
yanくんが指を絡ませてきた
辺りはだんだんと暗く染まっていき
空の橙色がいつの間にか歪んで、黒に変化していった
yan
et
yan
et
yan
yan
et
yan
yan
et
yan
et
コクッと頷く
yan
yanくんが私との距離を縮める
yan
yan
yan
yan
et
yan
繋いでいる手に力が込められる
yan
yan
やっぱり
いつも私が不安にならないように
たくさん『好き』だって伝えてくれる
et
私も繋いでいる手に力を込めると
yanくんが私の顔を覗き込んできて
目線が絡み合う
yan
yan
yan
et
et
きっと、わかってるくせに
et
et
って、言わせたいんだろう
yan
et
やっぱり
と、言おうとして口を開いたけど
それよりも早く、私の後頭部に手をそえられ
そのまま近づいてくる
et
yanの胸を押す
yan
et
yan
確かに、やっとyanの顔が見えるぐらい
et
諦めて手を離し
行き場のなくなった手を、yanが握ってくれて
そしてそのまま、顔が近づいてきて
ゆっくりと目を閉じると
長く、唇が触れ合った