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ー翌日ー

この日も陽菜は朝早くから部活動の準備

毎日体育館の鍵を取りに行くことが陽菜の第一の仕事なのだが・・・この日は違った

陽菜

もう、せっかく職員室行ったのに・・・

時は数分前に遡るーー

先生

おう陽菜か、今日も朝からご苦労さん

いつも通り職員室に足を運んだ陽菜

陽菜

先生~体育館の鍵借りていきま・・・ってあれ!?

先生

そうそう、今日は随分前にバスケ部員が来てたらしいぞ

先生

自主練で体育館使いたいからって

陽菜

え?誰ですか?

先生

それが対応したのは別の先生でな

陽菜

そう・・・ですか

陽菜

(って、私も早く行かなきゃ)

陽菜

失礼しました~!

陽菜は足早に体育館へと向かった

ーー体育館ーー

体育館内にドリブル音とキュッキュッというバッシュが擦れるスキール音が響き渡る

陽菜

(光・・・?)

陽菜

(昨日の今日でちょっと気まずいけど、いつも通りしなきゃ・・・)

陽菜

おはよ!朝から自主練なんて関心ね~

陽菜・・

陽菜

あ、まだ時間あるし、シュート練習する?私ボール出すよ?

いや、いい

陽菜

そ、そっか

光と陽菜の間にぎこち無い空気が流れた

陽菜

・・・光、ごめん!

は?なんでお前が謝ってんの?

(なんだよ、悪いのは俺なのに・・・)

陽菜

光は優しいから今まで何も言わずに色々我慢させちゃってたんだよね?ほんとごめん!

陽菜

でも、光とは幼稚園の時からの仲だし・・・

陽菜

なんて言うか・・・仲悪くなっちゃうのは
寂しいなって

たくっ・・・お前はお人好しすぎるんだよ

陽菜

え?

俺が悪かった、申し訳ない

光は陽菜の前に立ち頭を下げた。 その行動に陽菜は少し驚いた様子・・・

昨日はイライラしてて・・・八つ当たりしちまった、ほんとわりぃ

陽菜

なんだあ~良かった

は?良かったって?

陽菜

私てっきり光に嫌われちゃったんじゃないかってたから・・・っ

ひなの頬をツーっと涙がつたう。

陽菜

ごめんっ・・・でも本当良かった

陽菜

あれ?なんか安心したら・・・

ギュッ・・・

突然泣き出す陽菜にどうしていいのか分からず、思わず陽菜の体を抱き寄せる光

陽菜

ひ、光?

俺がお前のこと嫌いになる訳ねえから・・・な?

だから泣くなよ

陽菜

うん、ありがとね

俺・・・

陽菜

ん?何?

いや、なんでもねえ

陽菜

何それー気になるじゃん

今のは忘れろ

陽菜

んー、納得いかないけど分かったよ

そしてやっと、陽菜はいつもの優しい笑みを光に見せた。

(・・・まだ、早い)

(今俺が想いを伝えても、陽菜のことを混乱させるだけだ)

陽菜

あ、そろそろ準備しなきゃ皆来ちゃうよ

おう・・・そうだな

パッと陽菜の体を離し、光は自分の練習に戻った

涼真

・・・許さない

涼真

(許さない許さない許さない・・・)

この時の二人は、まさか涼真に見られていたなんて想いもしてなかっただろう

ヤンデレ男子VSツンデレ男子

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コメント

8

ユーザー
ユーザー

すぅぅうぅぅぅ

ユーザー

明日編集し直します。 なんか1日体調不良でうまく話書けなかった・・・( ´・ω ก` )

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