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中学生の頃
私はみんなとは違いました
私だけ可愛い物、長いワンピース、真っ赤な口紅、、
まわりと私とは違いました
普通のみんなは自らズボン、ネクタイ、車、
そのような物が好きでした
今日も家に帰る
鍵を開けて
ドアを開ける
靴を脱ぎ、
鏡の前に立つ
鏡の中にいる私は
外の風で少し髪が乱れていましたが、
完璧な可愛さ
マスクをとる
釣り上がった口角、シュッとした輪郭、
全てが良い
完璧な私は
手を洗い
うがいをする
そして自分の部屋に向かう
椅子にすわり
机の上にある手鏡を見る
前髪を整え
引き出しにある鍵のかかった誰にも見られない
私だけの
秘密の引き出し
鍵をかけ引き出しを引く
化粧品がずらりと並んでいた
可愛いヘアゴム
たっくさんのリップ
アイライナー
パフ
宝のようだった
まるで光っているようなもの
下地を手に取り
ふたを開ける
…
口角が上がる
楽しくなる
目が細まる
それは
とても可愛かった
とっても
とーっても
どうしてなのか
ふと思う
人とはちがう
「ちがう」私を締め付ける
それでも私はキレイになり続ける
ずーっと
一生
何があっても
たとえ死んでも
天国でも
ね
私はメイクを続ける
ドアの音も気づかずに
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みんなへ
やばい我ながらすごい作品だ!!よ!!!
2話で終わる絶対多分
ほんま伸びてほしい😠😩🥴🥱
あさ