etさんの表情は真面目だけれど
どこか冷たい、悪魔のような目だった
俺を本気で殺そうとしている
狂気に満ちた目だった
今からこの人に殺されるのかも
そう思うと怖くて仕方なかった
et
et
et
声はトーンが低くて不気味で 怒っているかのようだった
早く言わないと本当に殺される
そんな圧が感じとれた
俺はそんな圧に負けてしまったの かもしれない
渋々頷いた
yan
yan
「協力する」そう言った瞬間
etさんは表情をころっと変えた
et
et
et
et
et
et
et
本当は答えたくなかった
けれど何をされるのか
分からなかった
だから...意を決して答えた
yan
et
et
et
et
耳元で囁かれた後etさんは
何処かにスッと消えて行った
消えた後、何処か安心したような 気持ちと
また此処に来なければならないという 恐怖
その二つの感情が複雑に混ざり 合っていた
二つの気持ちと同時に俺は
etさんからは逃げる事ができない
そう感じた
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