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SnowManの病気怪我等たんぺんしゅう

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SnowManの病気怪我等たんぺんしゅう

第42話 - 目黒ストーカー誘拐ﾘｸ

165

2023年02月19日

#病系

#絆系

しょこらどぉなぁつ🍩

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目黒

まただ……、

近頃続いているストーカー行為。

最初は付きまといとイタズラ電話。

でも最近は悪化して、

家のポストに手紙が入れられていた。

酷い時は血が着いている時もあった。

今日も大量の手紙。

警察に相談しても、

「警戒体制を整えます」の一点張り。

もううんざりだった。

俺は大量の紙束を抱えて部屋に入った。

部屋に入って着替えようとした時、

ピーンポーン……

インターホンが鳴った。

目黒

誰だろ……？

目黒

……はーい…、

??

宅配便ですー……

目黒

……今でまーす、

ガチャ……

目黒

ご苦労さまで＿＿

プスッ……

目黒

えっ…、

俺の腕にわずかな痛みが走った。

腕を見るとそこには、

細い注射器が刺さっていた。

??

ふふっ……

??

蓮くん……やっと会えた……。

急に視界がぼやけ、力が抜けてきた。

目黒

なに…これ……、

??

ちょっと眠くなる薬。

??

蓮くん…手紙、読んでくれたぁ……？

目黒

…俺の……ストーカー……？

??

そう。

??

私蓮くんのこと、大好きなんだぁ。

目黒

やめ…て……、

??

動いたら針が折れちゃうよぉ…？

??

大人しく私と一緒になろ……？

目黒

だれ……か…………、

声を出そうにも、

力が出ず叫ぶこともできなかった。

目黒

ぁ……、。

ここで俺の意識は途絶えた。

ピーンポーン……

阿部

目黒ー？

阿部

いないのー？

今日は目黒と佐久間の3人で

出かける予定だったのに、

集合時間になっても目黒が来なかった。

佐久間

阿部ちゃん！

佐久間

ドア、開いてるよ、？

阿部

え、？

阿部

目黒ー、いるー？！

佐久間

何これ……

床に落ちていたのは、

目黒のスマホと注射器。

何でこんなものが…？

阿部

え…これ……、

奥の部屋の机には、

大量に積まれた手紙があった。

佐久間

目黒…ストーカー行為がひどいって言ってたよね……。

俺の頭に、

最悪のシナリオが浮かんだ。

阿部

連れ去られたとか……？

佐久間

嘘……

阿部

分かんないけど、

阿部

もしかしたら…、

佐久間

とりあえずみんなに連絡して、

佐久間

警察にも相談しておかないと、！

阿部

そうだね。

阿部

俺、みんなに連絡する。

阿部

目黒がいなくなった

照

？

照

どういうこと？

阿部

携帯も置いて消えた

阿部

家に注射器と大量の手紙があった

深澤

注射器？

阿部

ストーカーに悩まされてたらしくて

阿部

もしかしたら注射で眠らされて

涼太

連れ去られたってこと？

阿部

うん

翔太

まじかよ

阿部

今佐久間が警察に電話してる

康二

とりあえず探すしかないよな？

ラウール

しらみ潰しに行くしかないね

阿部

とりあえずみんなで合流して

阿部

全員で探そう

阿部

目黒の家近くで待ってる

目黒

……ん…、

目が覚めると俺は、

小洒落た部屋に座り込んでいた。

目黒

え、、なに…、

ギシッ……ギシッ……

手は後ろに回され縄で縛られていた。

薬を入れられたからか、

今も少し体が重だるい。

??

やっと起きたぁ……、

誰だか分からない女性。

俺のストーカー。

彼女は不吉な笑みを俺に向けた。

目黒

……なんで…こんなこと…、

??

あたしね、蓮くんが大好きなの。

??

蓮くんのファンはあたしだけ。

??

それ以外は全員ノイズでしかない。

??

ねぇ……、

??

あたしだけの蓮くんになってよ。

ジリジリと詰められる距離に、

俺は恐怖で声が出なかった。

??

あたしのものになって……？

彼女が俺の体に触れようとした瞬間、

目黒

……やめっ…、て…、

目黒

嫌……、

今まで喉に引っかかっていた声が出た。

でも、それが彼女の逆鱗に触れた。

??

……嫌？

??

どうして…？なんで嫌なの……？

目黒

え……？

??

私の事愛してくれないの……？

??

ねぇ、

??

ねぇ、

??

こっち見ろよ……！！

彼女の豹変ぶりに言葉を失った。

今までにないぐらい身の危険を感じた。

彼女は俺から視線を外すと、

机の上に置いてあったカッターを取った。

チッチッチッ……

目黒

なに……する気ですか……、

??

愛してくれないなら、

??

あたしが愛してる証拠を、

??

傷にして示してあげる。

彼女がおもむろに上着を脱ぎ、

隠れていた肩が露になった。

目黒

……！

目黒

嘘……だろ、

彼女の肩には5cmほどの切り傷が

縦に3本並んでいた。

??

蓮くんも……

??

あたしとお揃いにしてあげるから……笑

彼女の狂気的な目に体が動かなくなった。

俺は抵抗出来ないまま、

刃を肩に当てられた。

俺、もうここで死んじゃうのかな。

死にたくない。

そう思い目を瞑った。

バタンッ……

阿部

目黒……！！

目黒

……なんで、、

佐久間

よかった…間に合った……、

??

ちょっと……邪魔しないでよ！！

彼女がカッターを振りかざしたとき、

照

おいやめろ、！！

岩本くんがそれを止めた。

後ろから来た警察の人に、

彼女は連れていかれた。

彼女は最後まで、

??

蓮くんはあたしのものなの！！

??

愛し合ってるの！！

と、叫んでいた。

康二

めめ大丈夫？

目黒

……なんとか、

康二

ほんまによかった……、

ラウール

めめになんかあったらどうしようかと……

翔太

ちゃんと相談してほしかった。

翔太

ストーカーの件も、全部。

深澤

確かに、俺も知らなかった。

目黒

……ごめん。

涼太

まぁ無事だったしよかったでしょ。

照

よし、みんなで帰るか。

佐久間

そうだね！

目黒

みんな…本当に助かった。

阿部

いいんだって。

阿部

無事なら。

俺はみんなに救われた。