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第1話 「最悪で最高な出会い」
放課後の廊下。
人も少なくて、静かで―― ただ歩いてるだけの、いつも通りの時間だった。
モブ
そのはずだったのに、足が止まる。
窓際に立っていた“女の子”が、 あまりにも目を引いて。
光に透ける髪。 少し眠そうな目。
全部が、やけに綺麗で。
ほとけ
急に、こっちを見た。
ほとけ
……口悪っ。
でも、不思議と嫌じゃない。
むしろーー
モブ
変に焦って、目を逸らす
その瞬間、小さく笑う声が聞こえた。
ほとけ
気づいた時には、もう距離が近い。
ほとけ
心臓がうるさい。
モブ
自分でも驚くくらい、自然に聞いていた。
少しだけ間があって、
ほとけ
その名前が、やけに耳に残る
ほとけ
モブ
言葉に詰まると、ほとけがくすっと笑った。
ほとけ
少しだけ首を傾げて、
ほとけ
――その一言で、頭が真っ白になる。
モブ
モブ
可愛いのに、性格ちょっと悪くて。
でも、それすら全部含めて――
ほとけ
ほとけが怪訝そうにこっちを見る。
ほとけ
モブ
言葉が出てこない。
ただ一つ、分かったことがある。
(完全に、やられた)