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わたしは
齢19のなにもない女だ
精神疾患を患い
誰にもこの気持ちを わかって貰えずにいる
─────────── っ
目が覚めると夜はもうすぐそこだった
スマホにはLINEの通知がびっしり
恋人に不満はない
生活習慣がずれているだけで
こんなにもすれ違うのか
颯汰
通話
07:26:02
颯汰
颯汰
颯汰
颯汰
颯汰
雫
雫
颯汰
颯汰
颯汰
颯汰
颯汰
雫
恋人に不満はない
今の生活に不満もない
不満があるとすれば
そう、わたしが居なくなれば
この世界は成立する
わたしはそう、考える
わたしの恋人は
恋人の責務を真っ当してくる
わたしはあなたの恋人として
相応しくない行動をしてきているのに
死にたい
お風呂場で窒息…
出来なくはないけど難しそう
線路飛び込み…?
いや、あまりにも無謀
至る方面に迷惑をかけてしまう
それに当たりどころが良ければ
死すら迎えられないだろう
まあ、やっぱりここしかないよね
ここなら100階ビルの屋上なら
確実に死ねる
貴方にはもっといい人がいる
そんな言葉を飲み込んで
わたしは大空を翔んだ────