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わたしは

齢19のなにもない女だ

精神疾患を患い

誰にもこの気持ちを わかって貰えずにいる

─────────── っ

目が覚めると夜はもうすぐそこだった

またこんな時間まで寝てしまった

スマホにはLINEの通知がびっしり

はあ…だるいなぁ

恋人に不満はない

生活習慣がずれているだけで

こんなにもすれ違うのか

颯汰

通話終了

通話
07:26:02

颯汰

おはよう

颯汰

仕事行ってくるね

颯汰

しずー

颯汰

ねー、

颯汰

まだ寝てんのー?

ごめん今起きたところ

颯汰

お前さあ

颯汰

俺は朝から仕事行ってんのに

颯汰

なんで彼女のお前は朝から起きて

颯汰

ちゃんと出来ないわけ??

颯汰

お前普通じゃないよ

ごめん

恋人に不満はない

今の生活に不満もない

不満があるとすれば

このゴミみたいな私自身

そう、わたしが居なくなれば

この世界は成立する

わたしはそう、考える

わたしの恋人は

恋人の責務を真っ当してくる

わたしはあなたの恋人として

相応しくない行動をしてきているのに

なんで…っ

わたしなんか要らない

わたしなんか消えればいい

わたしなんかわたしなんかわたしなんか

死にたい

お風呂場で窒息…

出来なくはないけど難しそう

線路飛び込み…?

いや、あまりにも無謀

至る方面に迷惑をかけてしまう

それに当たりどころが良ければ

死すら迎えられないだろう

まあ、やっぱりここしかないよね

ここなら100階ビルの屋上なら

確実に死ねる

やっと楽になる

ごめん、颯汰

貴方にはもっといい人がいる

そんな言葉を飲み込んで

わたしは大空を翔んだ────

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