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とあるカフェのオーナーさん

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とあるカフェのオーナーさん

1 - 第1話草薙伯玖の行きつけのお店

♥

20

2025年03月24日

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雫玖(しずく)

どもども!皆さん!新しい作品ですよ?

雫玖(しずく)

そうですね〜、皆さんのお気持ちを代弁しましょう!「あぁ、この人(主)ついに飽きたのか」と

雫玖(しずく)

主…少し新しい試みを思いまして

雫玖(しずく)

その名も…逆ハレ脱却できるのか!です

雫玖(しずく)

まぁ、軽く自己紹介しておきましょうかね

名前:早見 雫玖(はやみ しずく) 年齢:20

雫玖(しずく)

取り敢えずこのくらい…かな

雫玖(しずく)

今回は草薙伯玖がお相手として頑張りましょうかね(多分肌に合わないのが目に見える…)

雫玖(しずく)

一旦…主の努力と思考による時間を挽回するべく頑張りましょうかね

私は雫玖、個人店のとあるカフェの オーナーさんである

チリンチリン…

雫玖(しずく)

!!いらっしゃいませ〜

今…現れたお客さんは少し前からここに来てくれる人だ

名前は草薙伯玖さん、かの有名な 【ダークウィックアカデミー】の学生さんである

伯玖(はく)

雫玖さんどーも、今日連れもいるんだが…良いか?

雫玖(しずく)

えぇ!どうぞどうぞ!

草薙さんの後ろにはとても大人しそうな男の子が1人…2人はカウンター席 に座った

伯玖(はく)

昴流さん、どれにする?

雫玖(しずく)

ふふっ笑お水出しますね

軽く笑って2つのコップにお水を注ぎ2人の前にコトンっと優しく置く

伯玖(はく)

お、ありがとさん

雫玖(しずく)

いえいえ、ご注文はどうされます?草薙さんは…恐らくいつも通りですよね?

伯玖(はく)

お、流石

雫玖(しずく)

この時間帯は来ることが多いのでもう既にお出し出来ますよ?

伯玖(はく)

ありゃ、バレちゃった?笑

雫玖(しずく)

えぇ笑お分かりですよ?笑

伯玖(はく)

って、紹介が遅れたな

伯玖(はく)

こっちは加賀美昴流さん、俺のとこの寮長なんだ

昴流)りょ、寮長だなんて…///

昴流)は、伯玖さんの方が似合っていると思いますよ?寮長

伯玖(はく)

いやいや、俺はいいよ笑

雫玖(しずく)

おふたりは仲がよろしいんですね笑

昴流)まぁ、たしかに仲はいいかな…笑

雫玖(しずく)

羨ましいなぁ笑

伯玖(はく)

前の店長さんは?今どうしてんの?

雫玖(しずく)

母なら少し前に入院しましたよ、だいぶ体調が宜しくないようで…笑

伯玖(はく)

!!それは…無配慮だったな、すまん

雫玖(しずく)

いえいえ、元から体が弱かったので…笑

昴流)お母さん…何かあったの?

雫玖(しずく)

えぇ、少し癌を…

雫玖(しずく)

私が生まれて少ししてから発覚したようで…笑

昴流)そ、そっか…ごめんね

雫玖(しずく)

いえ、ここに来る常連さんたちは良い人が多いですしほとんど全員知っていますので笑

話しながら草薙さんが何時も頼む サンドイッチを用意して草薙さんの前に出す

雫玖(しずく)

はい、どうぞ

伯玖(はく)

ありがとさん

雫玖(しずく)

いえいえ、加賀美さんはどうします?

昴流)えっ…と…そうだな…パンケーキ…で、いいかな…

雫玖(しずく)

少し時間かかりますけど…大丈夫そうですかね?

昴流)う、うん!時間あるし… 大丈夫です!

雫玖(しずく)

なら良かったです笑

雫玖(しずく)

少し待っていてくださいね

生地を軽く掻き混ぜ熱されたフライパンに生地を流し込む

伯玖(はく)

パンケーキかぁ…そういや久しぶりに食べたいな…笑

雫玖(しずく)

同じもの食べてばっかりだと飽きますもんねぇ笑

雫玖(しずく)

そうだ、お口直しに私から何か奢りましょうか?

伯玖(はく)

!!良いのか?

雫玖(しずく)

えぇ、もちろん

伯玖(はく)

えっと…リクエストしていいっすかね…笑

雫玖(しずく)

フロートでもします?

伯玖(はく)

おわかりなようで…笑

雫玖(しずく)

飲み物はどうします?

伯玖(はく)

じゃあ…コーヒーで

雫玖(しずく)

加賀美さんはどうします?

昴流)ぼ、僕もいいの?

雫玖(しずく)

えぇ、もちろん

雫玖(しずく)

草薙伯玖のお友達さんですもん

昴流)えっと…じゃあ紅茶でもいいですか?

雫玖(しずく)

えぇ、お味は如何します?

昴流)じゃあ…アップルティでも

雫玖(しずく)

畏まりました〜少々お待ちくださーい

パンケーキの様子を眺めながらコーヒー豆を挽き…粉にしてからお湯をゆっくりと注ぐ

伯玖(はく)

お、いい匂い

雫玖(しずく)

高級なお豆を使ってますからねぇ笑

雫玖(しずく)

美味しいんですよ?お砂糖とミルクを入れても変わらずその匂いは保ったままで…

ポタッ…ポタッ…

雫玖(しずく)

少し待っていて下さいね、今抽出中なので

雫玖(しずく)

紅茶もこの間に用意しますね

昴流)お、お願いします! (いい匂い…本当に……)

紅茶も同様に茶葉を挽きお湯を注ぐ

雫玖(しずく)

今入れている紅茶はマリアージュフレールっていうすっごいお高いところなんですよ〜笑

昴流)ま、マリアージュフレールって…そ、そんなの飲めませんよ

雫玖(しずく)

良いんですよ〜、お店は見ての通りちっちゃいですけど溢れ返っちゃうくらいお客さんが沢山来る時ありますから〜笑

伯玖(はく)

そんじょそこらの高級ホテルなんかよりも余っ程飯は美味いしな

雫玖(しずく)

やだぁ、褒め過ぎですよ笑

雫玖(しずく)

因みに、こちらのコーヒーはブラック・アイボリーですね

伯玖(はく)

店長、マジで潰れません?

雫玖(しずく)

潰しませんよ笑

パンケーキが出来上がると同時に紅茶、コーヒーも出来上がりおふたりに出す

雫玖(しずく)

はい、どうぞ

昴流)ほ、本当にいいんですか…?

雫玖(しずく)

えぇもちろん

雫玖(しずく)

初来店のお祝いですよ

伯玖(はく)

え、じゃあ俺は?

雫玖(しずく)

ん〜…日頃の感謝ですかね笑

微笑むと草薙さんは顔を真っ赤にして顔を逸らした

雫玖(しずく)

??どうしましたか?

伯玖(はく)

い、いやッ!なんも…///

雫玖(しずく)

そうですか?お顔が赤いですよ?

伯玖(はく)

へ、平気なんで…///

雫玖(しずく)

??まぁならよろしいのですが…

草薙さんの乱れてしまった前髪を少し手で直し「少し外に出て来ますね」と言葉を残してからカウンターから離れ店舗出入口から外に出る

伯玖(はく)

はぁ〜…///

昴流)いい加減想いを伝えてみたら?

伯玖(はく)

無理に決まってるだろ〜…///店員時代から好きだった…とか///

昴流)恋煩い…って奴かな…

伯玖(はく)

ていうかあんな綺麗で気前がいい人…絶対恋人居るって…///

伯玖(はく)

前の店長さんと瓜二つだけど…マジであっちの方が綺麗で可愛く見える…///

昴流)あの人っていつからここで働いてるの?

伯玖(はく)

高校生からだと、母親が忙しそうに働いてて「自分も手伝いたい、働きたい」って懇願したそうだぞ

昴流)お母さん思いのいい人なんだね

伯玖(はく)

同じ地元だから何時でも来ようと思えば来れたんだがな…笑一目惚れして恥ずかしく軽々通えなかったんだよ笑

昴流)昔の伯玖さんは恥ずかしがり屋さんだったんだね

伯玖(はく)

いんや?ただあの人の前じゃどうしても無理だったってだけだ

伯玖(はく)

無駄に地頭がいいせいかどんどんいい学校に進んでってよ…笑着いてくの必死だったわ笑

伯玖(はく)

少しでもそばに居たくて…少しでもその声が聞きたくて…見ていたくて…必死だったんだ

伯玖(はく)

だから…悪魔に願ったんだ…「彼女をずっと添い遂げられるようにしたい」ってな

昴流)そっか…添い遂げてるなって感じは…どう?する?

伯玖(はく)

こうやって金を払って彼女の店を続けれるようにしてるだけで満足よ、おれは

昴流)そっか、なら良かった

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