白 布 賢 二 郎
よ 、
そう言い肩に手を置かれる 誰なのかは振り返らずとも分かった
花 音
し 白布?!
白 布 賢 二 郎
そんな吃驚すんの 笑
花 音
ま 、まぁ …
おはよ
おはよ
白 布 賢 二 郎
ん 、はよ
最近 、白布で脳が支配されている気がする
如何してか 一つ思い当たる事は有る
花 音
( でも … 無いよなぁ )
少女漫画が大好きな私 自分には無縁だけれど 、そう思ってた
白 布 賢 二 郎
急に止まってどうした?
花 音
あ 、ごめん!笑
今 考えるのは辞めようと 少し先に居る貴方を追いかける
ねぇ 、聞きたい事があるんだけど
花 音
どうしたの?
教室に入ると 、クラスの女の子に 話しかけられた
あ 、この子って …
… 知ってるよね 、あの子が白布君の事好きなの
花 音
あ 、うん!
矢っ張り 昨日「 白布を好き 」と 言っていた子の友達だった
じゃあ 、あんまり邪魔しないでね
其の微笑みは 華のように綺麗で
でも 、氷の様に 酷く冷たく感じた
花 音
… 分かった 、?
内心 、何を邪魔しない方が良いのか よく分からなかった
白 布 賢 二 郎
あ 、ちょっと __
花 音
、?
声をかけられた気がして振り返った
… 白布君!
これ運ぶの手伝ってくれないかな
これ運ぶの手伝ってくれないかな
白 布 賢 二 郎
悪い 、他のやつに頼んでくれ
話したい奴が …
話したい奴が …
お願い!
ネット張る場所とか私じゃ分かんないんだ
ネット張る場所とか私じゃ分かんないんだ
白 布 賢 二 郎
、分かった
ありがとう( 笑
私の方を見ながら 、白布と共に去っていく
花 音
、気のせいか
違和感の正体は 直ぐ知る事になる