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この作品はダンガンロンパ ‪”風“の物語です

なので全部似てるとは言いきれませんが 大体似てます。

主自身語彙力があまり無い為、少々伝わりにくい描写があると思います

この作品はデスゲームのお話な為、辻褄やキャラの発言に矛盾が発生する場合がございます。

その場合はごめんなさい…

それでも良いと言う方はこのままお進みください。

中1の頃

好きな男の子がいた

その子はクラスの中心に居るようなタイプだった

容姿も整っていて、頭も良く運動も出来た

その上彼は誰にでも優しく まさに完璧だった

私はそんな彼に惹かれ、勇気を出して告白した。

結果は断られた

…そこまでは良かった

しかし彼の態度は今までとは違い 豹変して

「お前が俺と?ないわーww」

と私を嘲笑った

彼曰く私には何の特徴も無く特技も才能も無いのが嫌だったらしい

その上陰キャで顔も良くないとまで言い出した

しかも彼は私が告白した事を学校中に 広め始めた

その次の日から私はクラスで虐められるようになった

次第にそれはエスカレートしていった

先生はその現場に出くわした事もあり 私は助けを求めたが見て見ぬふりをされた

私はどんどん学校に行かなくなった

そして中2の夏

私は全く学校に行かなくなった

そして月日は流れ中学校を卒業した

そして現在は高校1年生

…今頃皆は学校に行ってるのかな

私は真っ暗の部屋の中で ぽつりと呟いた

高校生になってから何回か学校に行こうとした。

けど学校へ行く度にあの日の事を思い出してしまい行けなかった

ずっとあの出来事が頭の中を支配していく

苦しい

もう嫌だ

ずっと呪いみたいに私の事を締め付けてくる

私ってそんなに悪い事した?

あの日からずっと苦しい

楽しいと思った日なんて なかった

…そっかぁ

終わらせればいいんだね、私自身が

と私はゾンビのようにふらつきながら 部屋を出ていった

玄関のドアを開け外に出ようとした時だった

お母さん

…唯?

っ…!?

お母…さん…?

なんで…今日は居ないはずじゃ…

お母さん

こんな時間に珍しいね、散歩でも
行くの?

…えっと

どうしよう、上手く言葉が出ない…

お母さん

あ、そういえばこの前唯の為にね

お母さん

可愛いワンピース買ったの!

お母さん

フリルが着いててとっても可愛いんだよ

お母さんは天使の様に優しく笑った

お母さん

丁度の機会だし、それ着てみない?

お母さん

あ、見てからの方がいいよね
ちょっと待っててね

あ、ちょ…

そう言い終えるとお母さんは 嵐のように去ってしまった

お母さんはこうやってよく 暴走してしまうけど

それは私の為だって 分かってるから気にしてない

…ごめんね…お母さん……

と私は情けない声を出し、家から出た

私はお母さんの目を盗み マンションの屋上まで来た

はぁ...はぁ.....久しぶりの階段きつい...

なんてそのくらいでへぼってしまったが少し休むと体力は回復した

私はフェンスを乗り越え その先の景色を眺めた

...フェンスの先にある景色って...

こんなにも綺麗だったんだ.....

私は街並みの綺麗さに見惚れていた

死のうとしなければこんな 景色はきっと見られなかっただろう

...少なくとも私は

そろそろ...覚悟決めなきゃだよね

私の目的は景色を眺めに来たのでは無い

.........

飛べ、自分

今更何を怖がっているんだ

これで辛い思いも苦しい思いもせずに済む

ぅ.....ぁ.......

だめだ、怖くて死ねない

私はそのままフェンスに背中を預け そのままずるずると落ちた

こんな自分が情けなく感じ次第に 嫌気が差してきた

どうしてこうなっちゃったんだろう

???

ねぇ、君

すると後ろから知らない声が聞こえてきた

だ、誰...?

後ろを振り返るとその人は黒パーカーに 何か仮面を付けていて素顔は見えない

???

まー、まー...そんな事はどうでもいいよ

???

取り敢えずこっち来なよ

???

少し話をしよう。

その人は私がこちら側へ来るように 手招きをした

無視するのも申し訳ないので 私はフェンスを乗り越えその人の元へ 行った

???

今死のうとしてたの?

え...はい...

???

そっかー.....

次の瞬間その人は思いもよらないことを言い始めた

???

その命要らないなら買わせてよ。

は.....?

思わず言葉が出た

買う...?は...?

???

ざっと1億はどうかな?

ま、まだ話は終わって...!

その人は私の言葉なんて気にせず 話し始めた

???

ざっと1億はどうかな?

1億...!?

そ...そんなお金どこから...

???

はい、これ1億ね

と軽々と1億が入ったカバンを取り出し 中身を見せてきた

子供銀行とも書かれていないし... 本物っぽい...

そ...そのお金は誰に行き渡るんですか?

???

んー...順番で行けば

???

家族→親族→友達

???

の順かな、別に君が望む人物に渡す
事も出来るよ

な...なら全てお母さんに渡してくれませんか...?

???

別にいいけど...けど君にはお父さんも
いるよね?いいのかな?

は...はい...お母さんでいいです...

実はお父さんは私が物心ついた時には もう居なくて...

だからちゃんと素性が分かってる お母さんにしたい

あとちょっとした恩返し...みたいな?

本当はもっとちゃんとした方法で したかったけど...

???

お金を引き渡すには君の命が必要
になるけどそれでもいいんだね?

はい...

ちょうどいい、死のうとしていたところだ

私は何に使われるんだろう?

医学とかそんな感じかな?

けどそれにしては方法が...

なんて呑気なことを考えていた

次の瞬間

っ.....!?!?

首に激しい衝撃が走った

しかしそこで私の意識は無くなって しまった

???

よし...

???

これで全員揃ったか...
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