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たまごぼーろことCoCoNe
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注意⚠️ この物語は完全に同じになっています 不快に思う方は今すぐホームへ戻っていただけると幸いですm(_ _)m それでいいという方は 引き続きご覧下さい🙇♀️
それでは𝚂𝚃𝙰𝚁𝚃
日和(ひより)
桃吾(とうご)
一喜(かずき)
ふつうのこと.....日和
アナログ人間の一喜は、
スマホどころかケータイも もっていない。
電話といえば教室と自宅を つないでいる廊下兼、
事務所という3畳ほどの空間に 置いてある固定電話だけだ。
日和はひとり残った教室で 浅く息をはき、
そんな自分に舌打ちした。
まだ家に帰らないでいいのだと ホッとしてしまう自分が みじめに思えて、
やりきれなくなる。
―みんながいちばん安心できて、 心もからだも休ませることが できる場所はおうちですよね。
なんの授業だったのかは忘れたけど、
小学生のころ、
先生がそんなことをいっていたのを おぼえている。
その話がどんなふうにつづいて、
先生がなにをいいたかったのかは まるでおぼえていないのに、
そのことばだけ、
いまもはっきりと耳に こびりついている。
あたしにとって
「おうち」
という場所は、
いつだって緊張をするところで、
いちばん気をつかわなければ ならない場所だ。
日和はくちびるをきゅっとかんだ。
目をつぶって、
鼻から大きく息をすいこむ。
かびくさいような古い本のにおいを かすかに感じる。
イチジクのにおい。
「よし」
と声にして、
消し残しのあるホワイトボードに タオルをあてた。
桃吾(とうご)
向こうの部屋から呼ぶ桃吾の声に、
「いま行くー」
とこたえて、
ホワイトボードをこすった。
日和(ひより)
日和は手提げカバンをつかんで、
部屋の電気を消した。
桃吾(とうご)
湯気があがっている大きな文化鍋を 桃吾が運んでくると、
一喜はすばやく床に積んである 新聞をこたつの真ん中に置いた。
その上に桃吾が鍋をのせる。
一喜(かずき)
一喜はそういいながら袖をまくった。
食べる気満々という姿に 日和がくくっと笑う。
Next.....♡100