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タナー
ジェヴィン
大声で名前を呼んでくるあいつがいた。 …もう関わりたくないのにな。
タナー
あいつはガチャりとドアを開けて俺の部屋に入ると、静かにドアを閉める。
二人の間に沈黙が走る。
先に口を開いたのはあいつだった。
ジェヴィン
あいつが俺の顔色を伺いながら話しかける。
タナー
俺はなんとしてでも言いたくなかった。だから無言を突き通すことにした。
ジェヴィン
タナー
ジェヴィン
タナー
ジェヴィン
タナー
ジェヴィン
そうして、俺は念願のカッターを手に入れた。
タナー
ジェヴィン
タナー
そういって、あいつは俺の部屋を後にする。
タナー
そう言って、俺は軽く腕を切ってみる。
タナー
痛いと思っているのに、同時に気持ちいいとも思ってしまう。
タナー
タナー
タナー
俺は長袖を着て、傷跡の場所に紙を貼る。これで、普通に見えるはずだ。
タナー
俺が下に降りると、あいつは俺の事を注視してきた。
タナー
ジェヴィン
タナー
ジェヴィン
飯を作りながらあいつはそんなことを言っている。
───────
しばらく待っていると、美味そうな匂いがしてきた。
ジェヴィン
タナー
俺が麺をすするのを見て、あいつはニコニコ笑ってこっちを見てくる。
これだけなら、ただの仲のいい奴らに見えるのにな。
…あいつが。この関係をぶち壊した癖に。