/s/[storyId]/_components/heading/assets/back_arrow_icon.4081080bcaba67b8.svg){kind=icon}
/s/[storyId]/_containers/report-container/assets/more-icon.20cfac1b79e24f56.svg){kind=icon}
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
タイトル、作家名、タグで検索
ストーリーを書く
テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
タイトル、作家名、タグで検索
ストーリーを書く
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう！
sh
只今戦闘中
といっても 相手の動きは若干粗いから別に大したことない
りんごを奪われたから 返してもらおうとしただけだ
sh
この人の服はとてもと言い切れないほどいいものじゃない
体も不健康な方向で痩せ細いから 質素な生活をおくっているのだろう
sh
sh
sh
sh
正直可哀想だが こちらも生活というものがある
依頼をすっぽかしたら 信頼を失う可能性があり最悪俺らが 生活していけなくなる
sh
sh
sh
sh
今俺が渡したのは小さな袋
その中には数日生活できるぐらいの金が入っている
さすがに道中で野垂れ死んでる姿を見るのは 流石に痛ましい
sh
sh
そういい男は 走り去って行った
この国は貧困と金持ちの差が激しい
特にここはスラム街なので当たり前だが 貧しい人たちが多く見られる
だから今のように金目ものを持っていそうな人を見かけると 奪いにかかってくる
sh
それでも 俺はまず与えられた仕事をこなさねばならない
sh
sh
依頼主の待ち合わせ場所が怪しすぎる
まず森 敢えて人気のないところを選んでいる
そしてこの森は猛獣が潜んでいる 強い奴は襲いはしないものの一般人には襲ってくる
依頼主の正体は知らないが これは遊ばれてる可能性があるし警戒しよう
sh
やってきたのは 少し大柄な男性
細身でありながらも華奢というわけではない
sh
そういい俺は 男の近くに向かった
sh
突然体中に電気が走った
男が持っているのは猛獣対策用の銃 感電し体を動かせなくするタイプのようだ
おかげで体中痺れて動けない
sh
奇妙に笑い続けるその男は 不穏じみた声で言う
sh
sh
敵である俺に情報を伝えるなど この男は案外チョロいかもしれない
sh
忘れたい俺の昔
何故、この男は知っているんだ
痛ましい？ 俺に攻撃してきた奴がよく言うもんだ
sh
この男は平然とサイコじみたことを言ってくる 。あいつらの隠し事は知らんけど、それを周りの前で晒すのは嫌だ
sh
sh
誰だって隠しごとは知られたくない
しかも一人に限らず俺以外全員 だから、俺一人の犠牲の方がいいに決まっている
sh
sh
sh
sh
男の周りには赤い絨毯ができていた
さっきまでは優勢だっただろうに 今は蚊のように息を吸うことだけで必死
sh
まだ依頼品を渡していないから渡しておこう
まあ、それは彼にとって遺品かもしれないけど 別にどうでもいい
sh
依頼完了。 報酬は男のポケットから適当に漁るか←
sh
入っていたのは さっきの男と小さい子供が映っている写真
お互い素敵な笑みに満ちている
sh
､､家族だろうなきっと
そういえば写真に映っている子供、どこかで見たことがあるような気がする
数日前、俺が散歩をしている最中だったと思う
sh
sh
sh
会話を聞くと借金取りの男が子供を売りにいく様子のようだ
その子の親は借金を返せずその代わりとして 子供を売るはめになった
sh
なんで助けなかったって？
まず金を返せなかった奴が全面的に悪い この国は借金取りの職に就く者が限られている
賄賂なんてできない、させたりもしない 10日に1割もない
借りた分だけしっかり払う、払わせるのが原則 少しでも違反したらそれなりの代償がくるんだ
だから、それを外部の奴が手出しするのはよくないんだ
sh
この男が言った『力ある者の絶望』とは 多分、子供を無くしてしまった己の無力さに対し嫉妬したんだろうな
sh
いつも俺は暇さえあればここで色んなことをしている
sh
kr
､､先客がいた きりやんだ
sh
kr
kr
kr
sh
sh
そういえばさっきの血飛沫浴びていたことを忘れていた
流石に殺したと言ったらやばいし 適当に誤魔化そう
sh
sh
sh
我ながら見苦しい言い訳だ
kr
kr
sh
まあ何がともあれ納得してもらえばそれでいい
sh
kr
sh
シャーッ）
sh
シャワーを浴びるだけで さっきまで大量に付いていた血は簡単に落ちた
､､床中血まみれになってもシャワーで流せば流すほど 薄くなり、やがて見えなくなる
物理的なものしか流せないから無理だろうけど
こんな風に俺の心の汚れも流してくれないかな
こんな風に
過去の記憶も流れてくれないかな
