らむね
らむね
らむね
らむね
らむね
💙ちゃんからの急なお話
俺は戸惑いを隠せなかった
ねえ、💙ちゃん…
💙ちゃん、お願いだから
俺のそばから、 いなくならないで
あれからもう2週間が過ぎた
結菜からのいじめも相変わらず
💙ちゃんも休むことなく 学校に来ている
そして迎えた 夏休み前の最終日
この日が、俺たちの人生を変える1日だったろう もちろん、そんなこと誰も知るよしもなかった
❤️
❤️
💙
❤️
💙
💙
💙ちゃんがおかしい。 今までこんなこと一回もなかったのに…
❤️
先生
先生
言いたいこと、言えなかった 後で言おう…
先生
先生
💙
💙ちゃん?何っ?何かあったの?
先生
💙
ああ、綺麗だ
💙ちゃんが頷くと、そのふわふわした前髪が 波のように揺れる
俺の不安な気持ちさえ 掻き消してしまうくらいの力があった
思わず、見惚れてしまった。 そう、俺は油断してたんだ
その時💙ちゃんが、俺をまっすぐ見ながら ゆっくりと口を開いた
💙
💙
💙
その言葉を聞いたとたん、 俺の中で正体不明の何かが崩れ落ちた
もちろん、クラスのみんなも 苦痛な表情を浮かべて、押し黙っている
学年中の人気者の💙ちゃんだ こうなって当たり前だろう
こんな重い空気から、目を逸らしたくて 窓の外へと目をやった
目に入ったのは花壇に咲き乱れたマツムシソウ。 皮肉だ。
マツムシソウの花言葉は
全てを失った
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コメント
1件
えー悲しすぎ