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私の幼馴染の冬也に彼女ができたのは
2週間前のこと。
冬也
冬也
愛海
愛海
愛海
うわべだけ取り繕って
私の本心とはかけ離れた言葉を伝えた。
自分の心を抑える為にもそうするしかなかったのだ。
愛海
ずっと前から気づいていたではないか。
冬也のことが好きだって。
それなのに気持ちを伝えずに
幼馴染という立場を利用して
冬也に甘えていた。
幼馴染というだけで
冬也が自分のものになった気でいた。
本当に大馬鹿者だ。
愛海
愛海
愛海
私は
この気持ちに蓋をすることに決めた。
~次の日~
冬也
愛海
愛海
冬也
冬也
愛海
冬也
冬也
愛海
昔からこうだ。
冬也は人のことをちゃんと見ていて
少しの変化でもすぐに気づく。
私の元気のなさなんて
そりゃもう秒で分かるだろう。
冬也
愛海
冬也
愛海
愛海
愛海
冬也
冬也
愛海
無理やり笑顔を作って送り出す。
冬也
愛海
冬也
ああ
何なんだろうか
この男は。
せっかく閉じたはずの心の蓋が
開いてしまったではないか。
君へ届かぬこの想い
処理するのには
まだ時間がかかりそうだ。