TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

学校の遊び

一覧ページ

「学校の遊び」のメインビジュアル

学校の遊び

1 - 学校の遊び

♥

109

2020年03月11日

シェアするシェアする
報告する

ガラッ

秋本優美は教室に入ると、クラスの人達の視線は私に向く

私は静かな空気が嫌だった。

秋本優美

あ…

自分の机に行くと昨日まで綺麗だった机は落書きされていた。

死ね、ブス、学校に来んな

その字を見ると優美の心は傷つけられる

そう…心臓を刺されているみたいに…

秋本優美

なんでこんなことになんの…

ポロ…ッポロ…ッ

秋本優美

(泣いたらダメ…泣いたらだめ…)

秋本優美

(これはただの文字だ…)

秋本優美

(そう…ただの…)

私は周りを見るとクラスメイトの目は生き物のような目で見られていた。

その中にもクスクスと笑っているものもいる。

私はさおりと美緒に視線が入った

さおりと美緒は元友達。

私はその2人に近づいた

秋本優美

あの…私の机に…

2人は優美を無視をした

秋本優美

あ…っ

さおり

ねぇ優美の声が聞こえた?

美緒

ううん、聞こえないよ

さおり

えーなんか聞こえたんだけどなー

美緒は周りを見た

美緒

あははw

美緒

優美なんてどこにもいないじゃんw

さおり

そうだったねw

さおり

まぁ優美がいても無視するけどねーw

美緒

そうそう優美はうざいしねー

優美は2人の話を黙って聞いていた

さおり

あ、そうだ

さおり

今日英訳の宿題忘れたんだ

美緒

えーまた忘れたのー?

さおり

うんうん

さおり

時間ないけどちょっと見せてよ

美緒

あんたはいつもそうだしw

美緒

まぁ見せてあげるけど

さおり

サンキュー、やっぱり頭のいい友達がいると助かるねーw

美緒

あははw

さおりは喋っているときに優美を見た

さおり

そういえば、1人も友達のいない人ってこのクラスにいるよね

美緒

えーそんな可愛想な人いるっけ?

さおり

いるいるー!

さおり

えーっと、誰とは言わないけど

さおり

最初に

さおり

"ゆ"がついて最後に"み"がつく子だよー

美緒

ちょっとぉー、それって優美しかいないじゃんw

さおり

あれ?バレちゃった?

秋本優美

優美は黙って雑巾をとりに行った

雑巾をとり机を強く擦り始めた

秋本優美

(…な、なんでこんなことに…っ泣)

秋本優美

(涙が止まらない…)

ポロ…ッポロ…ッ

机の落書きの中にさおりと美緒の字があった

秋本優美

(前までは…)

秋本優美

(前までは友達だったのに…)

秋本優美

(ひどいよ…)

優美は7月に転校した

最初に話したのはさおりと美緒の2人だった

髪の毛の飾りを褒めてくれたのもその2人だった

だが、1ヶ月経つと、楽しい学校生活は終わりと続いた

優美は男子と廊下で喋っていた

喋っていると、

美緒

優美って男子の前だと態度違うよね…

後ろを向くと美緒はさおりの耳を近づけて私を見ながらこそこそと喋っていた

秋本優美

あ…

その時私は嫌なものを感じた

それから一緒にいつも帰っていたが私を残して2人で帰ってしまう…

それから1週間するとノートを破られたり、上履きを隠されるようになった

それからクラス全体の暴力や、机の落書きもされるようになった

秋本優美

(もう嫌だ…)

秋本優美

(ここから抜け出したい…)

秋本優美

(助けてください…神様…)

秋本優美

(お願いします…お願いします…)

私は心の中で

ここから抜け出したい。

いじめをなくしたい…

私は心の底から思った

この作品はいかがでしたか?

109

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚