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⚠️注意⚠️

この連載には死表現や殺人などの表現が含まれます。

あくまでフィクションです。

ただの二次創作です。

なんでも許せる人向け。

いつもの事ながら、司類、冬彰前提です。

「怪盗ラードロと警部の話」に出てきたキャラも登場します。

そっちも読んでいると更に面白いかも…?

一応謎解きミステリー的な感じです。

良ければ誰が犯人とか適当に予想しながら見といて下さい。

なんでも大丈夫な方のみどうぞ。

とある街外れの館

司(警部)

う、うぉ……思ってた倍以上広いな…

冬弥(刑事)

ですね…

司(警部)

しかし、凄いな。こんな所に招待されたのか?

冬弥(刑事)

はい。何故呼ばれたのかは不明ですが…

司(警部)

音楽家の知り合いから招待されたんだろう?

冬弥(刑事)

そうです。と言っても、数回しか会ったことありませんけど…

奏(音楽家)

あっ、青柳さん…ですよね、

冬弥(刑事)

あっ、宵崎さん!お久しぶりです。

奏(音楽家)

お久しぶりです。今日は、遠路はるばるありがとうございます。

奏(音楽家)

そちらの方は…

司(警部)

初めまして。天馬司です。

冬弥(刑事)

俺の職場の先輩です。

奏(音楽家)

あぁ…初めまして、天馬さん。音楽家の宵崎です。

奏(音楽家)

今日のパーティ…楽しんでいって下さいね。

司(警部)

はい。ありがとうございます。

司(警部)

すごい…なんか、透明感のある人だったな。

冬弥(刑事)

綺麗な声ですよね。あの人の奏でる曲も、とても綺麗なんですよ。

司(警部)

ああ、CMとかで聞いた事があるぞ。不思議と耳に残るよな。

司(警部)

というか、あんな有名人がいるとは…

冬弥(刑事)

なんか、有名人ばかりみたいですよ。

司(警部)

うぉ、本当だ。

司(警部)

アイドルの桃井愛莉に、女優の日野森雫…他にもテレビで見た事あるような人ばかりだ。

司(警部)

俺かなり場違いじゃないか…??

冬弥(刑事)

い、いえ!そんなことないです!

へぇ、その社長と知り合いなんすね。

そうそう。今日もわざわざ招待してくれて…

司(警部)

……え

は?

冬弥(刑事)

司(警部)

ん?!?!?!

えっ?!?!

司(警部)

え"っ、な、は?!おま、なんでここに?!

いや、それはこちらのセリフだよ!何故君がこんな所に…

あー、知り合いっすか?

えっ、あ、あぁ…まぁ、そんなところ。

司(警部)

冬弥(刑事)

警部…あの方は?

警部?

あぁ、そうか…もうそんなに出世したんだね。

司(警部)

…まぁな。

類(探偵)

僕は神代類。探偵だよ。

類(探偵)

で、こっちは僕の助手くん。

彰人(助手)

ども、東雲彰人です。

冬弥(刑事)

青柳冬弥、刑事です。

司(警部)

天馬司、警部だ。

彰人(助手)

へー、警部と刑事…

彰人(助手)

なんで先生がそんな人と知り合いなんすか?

類(探偵)

…フフっ、別になんだっていいだろう?

類(探偵)

さ、社長に挨拶に行かなきゃ。じゃあね、「警部」さん。

司(警部)

……ふんっ

冬弥(刑事)

珍しいですね。警部が相手にそんな態度を取るなんて…

司(警部)

…まぁ、色々あってな。

冬弥(刑事)

そうですか…

まふゆ(香水ブランドの社長)

皆さん、今日はお集まり頂きましてありがとうございます。

まふゆ(香水ブランドの社長)

僭越ながら、先日私の会社の売上が日本一を記録いたしましたので、小規模ですがこうして宴を開かせて頂きました。

司(警部)

(日本一?!すごいな…!!)

まふゆ(香水ブランドの社長)

午後22時頃には解散を予定しています。それまで、どうぞ御自由にお楽しみ下さい。

司(警部)

(午後22時……あと3時間か。)

まふゆ(香水ブランドの社長)

もし、何か不明な点や困ったことがありましたら、私、もしくは使用人の花里にお尋ね下さい。

みのり(使用人)

花里みのりですっ!なんでもお申し付け下さい!

司(警部)

冬弥、念の為酒は控えておくんだぞ。

冬弥(刑事)

分かってます。まぁ、流石に何もないと思いますけど。

司(警部)

しかし、22時か…ま、明日は休みだしいいか。

ピンポーン

司(警部)

む?チャイム?

冬弥(刑事)

こんな夜に…?

まふゆ(香水ブランドの社長)

すみません、少し見てきます。

まふゆ(香水ブランドの社長)

はい。

宅配業者

どうもー!宅配で〜す!

まふゆ(香水ブランドの社長)

あぁ、ありがとうございます。

まふゆ(香水ブランドの社長)

(何か頼んでたっけ……?)

雫(女優)

へぇ〜!警部さんなんですね!

司(警部)

はい、そうなんですよ。

雫(女優)

あっ、そうそう!さっき探偵さんともお話したんですよ〜

司(警部)

…あぁ、そうなんですね、

ガシャンッ

司(警部)

?!

雫(女優)

きゃっ?!な、何の音…?

司(警部)

(あれは…)

彰人(助手)

おい、アンタ今のは無いでしょ

モブ(宝石商人)

はぁ?!そんな所にいたソイツのが悪いんだろうが!

彰人(助手)

はぁ?!そっちから寄ってきたくせに何言ってんだよ!!

類(探偵)

ちょ、彰人くん!!

モブ(宝石商人)

この…っ!!

司(警部)

あの!!

類(探偵)

モブ(宝石商人)

あ"ぁ?!

司(警部)

割れたグラスを人に向けるのは危ないですよ。すぐ片付けますので、それを置いて下さい。

モブ(宝石商人)

……チッ

みのり(使用人)

あっ、わ、私が片付けます!危ないですので皆さん触らないで下さいっ!

司(警部)

すみません、ありがとうございます。

モブ(宝石商人)

クソッ、ブツブツ…

彰人(助手)

……すみません、つい、

類(探偵)

ううん、いいんだよ。全面的に悪いのは向こうだし…

彰人(助手)

警部さんも…ありがとうございます。危うく手が出るところでした。

司(警部)

いや、本当にビックリしたぞ。今にも殴りかかりそうだったからな。

彰人(助手)

すんません。

司(警部)

思っとるのか…?

彰人(助手)

いや、あんま思ってないです。

司(警部)

正直な奴だな。

類(探偵)

…行こ、彰人くん。

彰人(助手)

えっ?

類(探偵)

ありがとうございました、警部さん。では失礼します。

司(警部)

……

彰人(助手)

ちょ、先生…今の態度はちょっと…

類(探偵)

ふんっ、知らないよ。

彰人(助手)

えぇ…何怒ってんすか…

類(探偵)

別に怒ってないし。

彰人(助手)

いや、無理がありますよ。そんな仲悪いんですか?

類(探偵)

司(警部)

(はぁ…)

冬弥(刑事)

警部!さっきすごい音がしましたが…

司(警部)

ああ、なんか揉めてたらしくてな。

冬弥(刑事)

えぇ…やっぱりこういうパーティでもそんな事あるんですね。

司(警部)

ああ。さっきのモブさん…少し警戒しておこう。

冬弥(刑事)

分かりました。

ガシャガシャッ

ビュオーーーッ

ガシャンッガシャンッ

司(警部)

なんだなんだ?!

冬弥(刑事)

びっ…くりした…

愛莉(アイドル)

わっ!!すっごい風と大雨……!!!

奏(音楽家)

わ、本当だ…これ、相当荒れてるね、、

雫(女優)

木があんなに揺れて…これ、帰れるのかしら…?

愛莉(アイドル)

えっ?!それは困るわよ!

司(警部)

どうやら窓の音だったみたいだな。

冬弥(刑事)

ですね。にしても、随分と天気が悪いですが…

まふゆ(香水ブランドの社長)

皆さん!すみません、緊急の連絡があります!!

司(警部)

む、

まふゆ(香水ブランドの社長)

どうやら、台風が直撃してるみたいで…街までの一本道が、落石と土砂崩れで通れないみたいなんです。

まふゆ(香水ブランドの社長)

外を出るのも危険な状態なので、とりあえず今は一時待機ということになりますが、最悪の場合ここに泊まって頂く事になります…

司(警部)

(台風…たしかに、天気予報でやってたな。)

まふゆ(香水ブランドの社長)

お部屋ならすぐにご用意させて頂きます。明日お仕事がある方もいらっしゃると思いますが、何卒…

雫(女優)

あら…明日は撮影もあるのに…困ったわね、、

愛莉(アイドル)

やばっ、私も番組収録あるじゃない!

愛莉(アイドル)

とりあえずマネージャーに連絡で何とかなるかしら…

冬弥(刑事)

明日、休みもらっておいて良かったですね。

司(警部)

ああ。

司(警部)

しかし…困るな。落石と土砂崩れか…

冬弥(刑事)

自然災害ばかりはどうにもなりませんしね…

類(探偵)

はぁ…嫌な予感がするねぇ、、

彰人(助手)

げ、先生の勘は当たるから嫌なんですけど…

類(探偵)

僕だって嫌さ。

数時間後

司(警部)

(結局、雨風は弱まるどころか強くなる一方で、泊まることになってしまったな…)

愛莉(アイドル)

もー!仕事もあったのにー!!

雫(女優)

仕方ないのだけどねぇ…

モブ(宝石商人)

チッ、明日大事な商談があったのに…

モブ男(どこかの社長)

困りましたね…

奏(音楽家)

まふゆ、大丈夫?部屋用意するの手伝おうか?

まふゆ(香水ブランドの社長)

ううん、ありがとう。大丈夫だよ。

まふゆ(香水ブランドの社長)

花里さん、お部屋の用意手伝ってもらっていい?

みのり(使用人)

もちろんです!

みのり(使用人)

というか、私が全部やるので朝比奈さんは休んでて下さい!

まふゆ(香水ブランドの社長)

えっ、けど流石に全部は…

みのり(使用人)

大丈夫です!それに、主催者はここにいた方がいいと思いますので…!

まふゆ(香水ブランドの社長)

…そうだね、ありがとう。ならお願いするね。

みのり(使用人)

はいっ!

彰人(助手)

結局、先生の勘当たっちゃいましたね。

類(探偵)

ああ。けど、まだ嫌な予感がするんだよねぇ…

彰人(助手)

げ、まだなんかあるんすか?

まふゆ(香水ブランドの社長)

すみません、部屋なんですけど…急だったので、2人で1部屋でも大丈夫ですか?

まふゆ(香水ブランドの社長)

もちろん、女性と男性は分けます。

愛莉(アイドル)

それなら全然大丈夫よ。

雫(女優)

私も大丈夫よ〜!

司(警部)

俺たちは全然大丈夫です。

モブ男(どこかの社長)

僕らも問題ないです。

まふゆ(香水ブランドの社長)

すみません、ありがとうございます…!

館の一室

司(警部)

うお…部屋が無いと言う割には、なんと立派な…

冬弥(刑事)

すごいですね…この机1000万はしますよ。

司(警部)

何っ?!?!怖くて触れんじゃないか!!

冬弥(刑事)

ベッドに関しては恐らく2~3000万かと…

司(警部)

2、3000万?!ベッドが?!

司(警部)

というか、なんでそんなの知ってるんだ?!

冬弥(刑事)

家にも似たようなものがあったので、

司(警部)

か、金持ちすぎんか…?!?

司(警部)

怖いから床で寝たいな…

冬弥(刑事)

えっ?!それは流石にやめときましょうよ、

館の一室

類(探偵)

わ、立派なお部屋〜

彰人(助手)

ベッドふかふかじゃん。テンション上がる〜

類(探偵)

よくそんなにくつろげるね…

彰人(助手)

えぇ?どうせここで寝るんだし良くないですか?

類(探偵)

うーん、君ってやっぱ図太いよね。

彰人(助手)

先生が神経質なんですよ。

類(探偵)

そんな事ないと思うけど、

館の一室

モブ(宝石商人)

Zzz...

モブ男(どこかの社長)

Zzz...

ズズ…

ズズズズ……

ズズ…

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コメント

15

ユーザー

主様の作品大好きで毎日のようにみてます😿❤︎これからも頑張ってください!!

ユーザー

ラードロ懐かしい!! めちゃくちゃ好きな連載の1つです!🫶🫶 あかまる様のミステリー楽しみ🥰🥰

ユーザー

また警部たちのやりとりを見れるとは……✨ 根拠とか何もないんだけど、みのり・彰人・奏の3人が少し………気になる。言動とかが個人的にちょっと怪しく感じてしまった🙃

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