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お湯の中の葉っぱ
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第3話、じっくり読ませていただきました。大阪と福岡、二人の距離感の描き方がとても繊細で、心に残る回でしたね。特に「空を見る癖」があるという大阪のセリフと、それに対して「本当のこと言いたくなるから困る」と漏らす福岡の弱さが、すごくリアルで…。お互いを気にしながらも、まだ踏み込めないもどかしさが伝わってきました。京都の「まだや」という含みのある言葉も気になります。続き、すごく楽しみです🌷
↓席順
翌週の月曜日
大阪は教室から外を眺めていた
空は青かった
先週までの雨が嘘みたい
大阪
と、呟く
けれど
大阪は嬉しいはずなのに何故か寂しかった
それとも──
福岡
大阪
突然肩を叩かれた
福岡
大阪
福岡
大阪
福岡が笑う
大阪も釣られて笑う
そのやり取りを少し離れたところから東京が見ていた
東京
京都
隣にいた京都が答えた
京都
東京
京都
東京は少しだけ考える
東京
京都は何も言わず2人を見る
京都
*
昼休み
福岡
大阪
大阪と福岡はいつもの場所に座った
福岡
大阪
福岡
大阪
福岡
福岡は弁当を開きながら言った
福岡
大阪
福岡
大阪は黙った
自分では気づいてなかった
大阪
福岡
大阪
福岡
大阪
大阪は窓の外を見た
青い空
雲が少しだけ浮かんでいる
大阪
福岡
大阪
福岡
それ以上は聞かなかった
*
その日の昼休憩
東京
大阪
廊下に出ると東京が立っていた
東京
大阪
東京
大阪
東京
大阪は少し考えた
大阪
東京
東京は安心したように笑った
東京
大阪
東京
東京は視線を逸らした
東京
大阪
東京
大阪
大阪が笑う
東京も笑った
東京
大阪
東京
大阪
東京
大阪
東京は何も言わずこの場を去っていった
*
その日の帰り
大阪は福岡を探していた
いつもならもう帰ってる時間だった
大阪
校舎の裏
誰もいない場所
そこで福岡を見つけた
大阪
福岡
福岡は1人で座っていた
いつもの様な笑顔は無かった
大阪
福岡
大阪は隣に座った
しばらく沈黙が続いた
大阪
大阪が口を開く
大阪
福岡
大阪
福岡
福岡
大阪
福岡は答えなかった
いや正確には
答えれなかった
しばらく経つと
福岡
大阪
福岡
大阪
福岡
大阪
福岡
福岡は空を見あげた
福岡
大阪
福岡
大阪は黙った
福岡
福岡の声が段々小さくなる
福岡
大阪
大阪はそれ以上言わせようとはしなかった
*
その頃
少し離れたところから2人をみている人物がいた
愛知
愛知だった
東京
東京が隣に立つ
愛知
愛知
東京
愛知
愛知は2人を見る
愛知
東京
しかし、
京都だけは、少し離れたところから二人を見ながら考えていた
京都
東京
京都
東京
京都は答えなかった
夕日は沈みかけている
そして向こうには
まだ、誰にも見えてない大きい雲があった
京都
その言葉を聞いた東京は何も言わなかった
誰も知らない
知られたくない
この先、大阪と福岡の間に起こることが
そして、
7つの町がもう一度ひとつになる事
この時の彼らは誰も知らなかった
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⤴︎これやってみたかった