TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで
オリキャラの能力物語

一覧ページ

「オリキャラの能力物語」のメインビジュアル

オリキャラの能力物語

6 - らーちゅんの能力

♥

21

2021年06月06日

シェアするシェアする
報告する

〜あらすじ〜 らーちゅんとフェニックスは聖獣界へ行き、懐かしさを不思議に思いながら能力を聞く。

フェニックス

とりあえず開花してほしい能力だけを伝えるが…

フェニックス

まずは魔物を浄化する力、そして生き物を回復する力、エネルギーを感じ取る力、あとは魔力を感知する力だな。

らーちゅん

ええと...魔物を浄化する力はわかるけど、他の力はいるの?

フェニックス

ああ、もちろんだ。
生き物を回復する力は、もし俺とキュウビの2人が怪我したら回復することができるし、エネルギーを感じ取る力は、悪き妖怪が本性を隠して近付いてきた時に使える。

フェニックス

魔力を感知する力は...おまけだな💧

らーちゅん

おまけなんだ。
あれ、でもそしたらそれを覚える意味って...( ̄▽ ̄;)

フェニックス

あ、でも魔法が使えるようになるかもな?
といっても、らーちゅんがいた世界では使えないが。

らーちゅん

それじゃ意味ないじゃないか…()

フェニックス

意味はあるぞ。
キュウビの時みたいに別行動をしている時、それがあると便利なんだ。それと他の能力より覚えやすい。

らーちゅん

あ、そうなの?
なら頑張る!(ง •̀ω•́)ง✧

フェニックス

おう、がんばれー

らーちゅん

...まずは何を教えてくれるの?

フェニックス

難しくないものから教えるとすると...魔力感知からか。

フェニックス

まずは俺が魔力を流してみるから、それを感じてみろ。最初は違和感を感じるかもしれないが、それを受け止める感じでしてくれ。
くれぐれも拒絶しないようにな。

らーちゅん

はーい。

らーちゅん

(ん...フェニックスに触れた手から何かが体に入ってくる。暖かくて懐かしい何かが......)

〜???〜

フェニックス

魔力を感じられないのか?
能力は使えるのに?

???

魔力なんてものがあるの?

フェニックス

そこからか!?

???

だって、周りの人はそのことを教えてくれなかったんだもの。

フェニックス

あー...まあ感じとった方が早い。
今からお前に流すから、早く感じ取れるようになれよ。

???

そうね。でも貴方は聖獣でしょう?
私、その力に押しつぶされたりしないかしら。

フェニックス

大丈夫だ。
お前は俺と近い存在ではあるからな。

???

そうなの?ならいいけど…

フェニックス

まあ流すぞ。

???

わかったわ。

???

(ん...力強くて、でも暖かい感じがする。不思議ね、魔力ってこんな感じなのかな。)

フェニックス

フェニックス

おい、らー...ゅ...らーちゅん!

らーちゅん

ハッ!あれ、私...

フェニックス

はぁ、よかったぁ〜...

らーちゅん

誰かの記憶を見た気がする...

フェニックス

記憶を?

らーちゅん

そう。まだフェニと出会ったばかりの頃かな。その時に魔力を感じられないことに驚かれたというか...

フェニックス

な、おま、今なんて...?

らーちゅん

ん?...あれ、思い出せなくなっちゃった。
とりあえず魔力を感知する力が使えるか試してみるね。

フェニックス

そ、そうか。

らーちゅん

(えっと...確かあの時はこうやって集中して...?)

らーちゅん

これは...このもやがかかっているようなものが魔力?

フェニックス

お、見れたか。
そうだ、それが魔力だ。ちなみにそれは周りにある魔力で、生き物はまた形が少し違うんだ。

らーちゅん

形が違う...確かに!
フェニさんの魔力見てみたら、丸っぽい形だね。

フェニックス

そうだな。
自分の魔力も見れたりするぞ。

らーちゅん

私の魔力か...
えっとこれは、円型だけど霧みたい?

フェニックス

それは能力を使っていないからそうなっているだけで、本来はもっとはっきりしてるんだ。

らーちゅん

そうなんだ。
次は何を覚えればいいの?

らーちゅん

(なんで知ってるかわからないけど...まあいっか。)

フェニックス

そうだな...魔力感知と似たような感じの、エネルギーを感じ取る力からいこうか。

フェニックス

コツは伝えることはできないが、眉間のほうに意識するんだ。
そして俺の方を意識してみてくれ。

らーちゅん

眉間のほうに...?
わかった、やってみる。

らーちゅん

(魔力感知と似てると言っていたから...ええと......)

らーちゅん

あ、見えた!

フェニックス

本当か!

らーちゅん

うん。フェニのエネルギーはオレンジ色だね!私のエネルギーは白色で...ん?
街中に黒色の魔力があるんだけど...これって不味いんじゃない?

らーちゅんが何気なく街中を感じてみると、黒いエネルギーがあったので不安になり伝えたのだった。

フェニックス

は...?いやいや、そんなわけないだろ。
だってここは神聖な場所で、入れるわけないんだぞ??

らーちゅん

でも実際いるんだもの。
早くなんとかしなくちゃ…

フェニックス

待て待て、まだ浄化する力を使えないのに、何とかしようとするんじゃない!
んじゃ俺が行くから、そこで待ってろよ?

らーちゅん

それはできないよ。
フェ二と一緒にいる。

フェニックス

お、おう。
じゃあ変身するから、その後俺に捕まってろよ。

らーちゅん

分かった。

フェニックス

(あれ、目の色が少し変わってないか?この色はあいつに近い…)

フェニックスは不思議に思いながらも変身し、らーちゅん?を乗せて黒いエネルギーがある場所に飛んでいった。

着いた場所には、いるはずのない妖怪がここに来ていた。

妖怪

あら、目的の人物発見、というところかしら?

フェニックス

お前、ここにどうやってきた!

妖怪

あらあら、そうカリカリしなくてもいいじゃない。すぐにここから出ていくわ。
その子を渡してくれさえすれば...ね?

フェニックス

断る!!

妖怪

ふうん。断っちゃうのね。
まあ私としてはいいんだけれども。
厄介なのを2人も始末できるんだから...ねっ!

フェニックス

ちっ...!

妖怪は急にフェニックスに近づき、攻撃しようとしたが、フェニックスはギリギリで回避した。

妖怪

もう、避けなくていいのに。
そうすれば痛みを感じずに逝けたのよ?

フェニックス

逝きたくはないね。
まだまだこれからなんだからな。

妖怪

あらそう。
なら切り刻んであ、げ、る☆

フェニックス

むっ、また早くなったな...!
妖怪なのに、なんで普通に動けるんだ!

妖怪

ある方のおかげね。
あれがなかったら、ここまで動けてなかったわ。

フェニックス

くっ、何とかして無効化しなければ...!

らーちゅん

フェニ、私が力を貸すよ。

フェニックスがどうやって無効化しようかと考えているところに、らーちゅん?が声をかけた。

フェニックス

そうはいっても、らーちゅんはまだ何も...

らーちゅん

大丈夫。私に任せて?

フェニックス

(はっ、そういえば目の色が変わっていたから、もしかしたら...)

フェニックス

フェニックス

じゃあ頼む。
あいつを弱らせてくれ。

らーちゅん

了解!
あんたには負けないわ、妖怪!

妖怪

まさかっ!

らーちゅん

目の前の者の強さを奪って!

妖怪

くっ!

妖怪は避けようとしたが、らーちゅんの攻撃はかすり、力を奪う。 そして奪った力は、らーちゅんの使う能力、力の譲渡によりフェニックスの力となった。

妖怪

まさかその力を使うなんて...!
まだ使えないと思ってたのに...!!

フェニックス

ふっ、残念だったな。
これでチェックメイトだ。
聖なる炎よ、相手を殲滅せよ!

妖怪

ぐっ、ぐああぁぁぁぁ!!!

妖怪はかわそうとしたが1歩遅く、フェニックスの聖火に焼き尽くされ、灰になった。

らーちゅん

フェニの力はいつ見てもすごいよ。
ふぁぁ...眠くなったから、少し寝るね。

フェニックス

ああ...ハク。

戦闘が終わり、眠りに落ちるらーちゅん。フェニックスはらーちゅんのことを"ハク"と呼んだのだった。

NEXT story…

この作品はいかがでしたか?

21

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚